ミクロマコ

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朗読、声劇用の短い台本を書いています。1人読み台本がほとんどです。 朗読配信や、声劇ライブなどにご活用いただけて、ありがたい限りです。 台本ご利用前に「利用時のお願い」をご一読くださいますようお願い致します(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)

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  • 短文朗読用の台本

    2分以内で読める台本

  • 140字以内の短い詩

    声に出しても1作1分かかりません。朗読を始めてみたい方や、ショート動画の配信にいかがでしょう|ω・*)

  • 2人用声劇台本

    短いサシ劇の台本

  • note創作大賞2024参加作品

    あなたの心に何かひとつでも届き残るものがあれば、とても幸せです(*.ˬ.)"

  • エッセイ

    実体験や、思ったこと感じたことを徒然と。

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台本利用時のお願い

noteにあげている私の台本は、どこでご使用いただいても、 利用の事前事後報告は不要 費用は無料です。 フリーの台本ですが、著作権は放棄しておりません。 ◆注意◆ ①台本の文章そのものを転載し販売すること、台本の複製はおやめください。 (2023/12/23一部変更) ②動画や画像に台本の文章を掲載する場合 →『作者名・タイトル・台本url』の記載をお願い致します。 ※告知フライヤーについては、この限りではありません。(2023/12/23追記) ③アドリブについて

    • 笑顔のカケラ【短文朗読】

      出会い、繋がってくれた人へ 心からの感謝を込めて。 ☆所要時間:2分 ☆人数:1人 朗読する際は、一人称・二人称の変更OKですが、他の言葉は変えないようお願いします。 だれかがいる世界の だれもいない部屋で ちいさなワタシは 背のびして 手をのばして 届かないから しゃがんでみたり そーっと 窓から のぞいていたら 手招きしてくれる キミに出会えて ワタシの世界が始まったんだ ひとりでは みえない ひとりでは きこえない ひとりでは しらなかった ワタシを

      • 【写真詩】再会の彼岸花【短文朗読】

        ☆所要時間:2分 ☆人数:1人 もう一度 会えるのではと 花々の隙間を縫って あなたを探しました 今もその声を覚えているから 微かにでもと 耳を澄ませて もしかしたら 分かたれた その遠い地と繋がる 手がかりはないものかと ちょうどあなたの掌くらいの 紅赤(べにあか)の花に 手を伸ばし そっと花弁に触れながら あなたに会いたいと 顔を見て 言葉を交わしたいと どうかどうか あなたに会えますようにと願いました 嗚呼 でも 伝えたい言葉が多すぎて 零(こぼ)れた想い

        • 夏の終わり恋の始まり【短文朗読】

          ☆所要時間:1分 ☆人数:1人 わたしは あなたの笑い方が好きだった いつもよりちょっと 高くなる声 いつもよりちょっと 近くなれる瞬間 あなたに 笑ってほしくて わたしは他の人といる時よりも ちょっとだけよく喋る 本当はいつも恥ずかしくて あなたの表情を見られないけど あなたが 目を細めて笑う一瞬なら 覗いても大丈夫かなって 見上げたら あなたとわたし 目が合って そうしたら 昨日より軽くなった風が わたしの前を吹き抜けていった あなたの笑い方が好きだ

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        記事

          【詩】ありがとう、ごめんね

          ☆所要時間:1分 ☆人数:1人 うれしかった時間 支えてもらった言葉 進むために 思い出に変えていく たくさんの ありがとうを込めて 忘れないよう 思い出の小瓶に詰めていく ごめんね キミの隣にいられなくて これまでのすべてに ありがとう これからは 今までよりも 少し遠くから キミの幸せを 祈らせてね #ことばおもい ひらがなお題「ありがとう、ごめんね」より

          【詩】ありがとう、ごめんね

          【詩】ちがいつながりわらいあい

          きみがこれまで すごしてきた あゆみ ぼくにはとても はかりしれないけれど いまの きみとわらいあう ぼくは こんなにも せかいのいろが ちがってみえる きみの これからと つながれるかな これまでよりも きみを えがおにできるかな きみと わらいあって わかちあって このさきを ふたりで みてみたい ぼくはそっと てを さしだした ぼくをみあげて わらったきみは そのてを つかんでくれたんだ #ことばおもい ひらがなお題 「ちがいつながりわらいあい」より

          【詩】ちがいつながりわらいあい

          永遠を信じられないあなたへ【短文朗読】

          ☆所要時間:1分 ☆人数:1人 『縁』という文字は、『えん』と読まれても『えにし』と読まれても、どちらでも構いません。 永遠を信じられないあなたへ あなたと出会えたことは 奇跡以外の何物でもないと思うのです 同じ場に居られたとしても ただ すれ違っていただけかもしれない 声を交(か)わせたとしても それは 一度きりだったかもしれない あなたと出会い 何度も言葉を交(か)わし 縁を紡いでこられたことは わたしの人生にとって 必要なことだったのでしょう 今この時に出

          永遠を信じられないあなたへ【短文朗読】

          【短文朗読】あいだ

          ☆所要時間:1分 ☆人数:1人 ぼくときみとの あいだには 知らない時が流れている 時の流れを遡(さかのぼ)ることも 先取ることも できないけれど ぼくは きみに 知ってもらいたくて 言葉を紡ぐ ぼくは きみを もっと知りたくて 目を凝らし 耳を澄ます これまでの ふたりのあいだを 縮めたい 今の ふたりのあいだを 縮めたい この 指の隙間だって 埋めたいんだよ いちばん 近くで きみと笑って きみを想って 泣きたいんだ これは ぼくなりの 愛だから きみ

          【短文朗読】あいだ

          【写真詩】影と向日葵

          ☆所要時間:1分 ☆人数:1人 いつも明るいねって 前向きだねって キラキラしてるねって そう言われるのはうれしいけれど 少し 俯く(うつむく)時があっても 許してくれる? きみの前でだけ ほんの ちょっとだけ ねえ あの雲が通り過ぎるまでの 日影のひと時でいいから その腕に 寄りかかっても いいかな 写真お題 #綿帽子のキリトリ世界 より 詳しくは台本利用時のお願いをご参照くださいませ。

          【写真詩】影と向日葵

          【短文朗読】夏の空気のような恋だった【新月の夜によむ】

          ☆所要時間:2分 ☆人数:1人 思いを素直に 言葉にできていたあの頃 あなたと出会っていたならば 私とあなたの関係性は 違っていたのでしょうか 二文字(ふたもじ)の告白に 一喜一憂(いっきいちゆう)し 五文字の愛に 憧れて その日その日に全力で この先には 幸せな二人がいるのだと 夢のように信じていた 眩しく熱い 夏の空気のような 恋をしていたのです もう 簡単に 好きとは言えなくなってしまった 恐れずに 愛の言葉を受け止めることも 成り行きに身を任せることも

          【短文朗読】夏の空気のような恋だった【新月の夜によむ】

          【短文朗読】深夜二時

          ☆所要時間:1分 ☆人数 :1人用 きみと話す口実でしかない 用件を切り出して きみの笑顔の 引き金を探りながら 話題を繋ぐ 暗い部屋に浮かぶのは 2人から遠い話ばかり 月が昇る 夜の底に きみへの想いを 隠しながら 「もう寝なきゃ」 そう言わないでいてくれる きみの優しさに甘えてしまう まだ きみの声を聞いていたくて 切れない電話 まだ その声が暗くなることが怖くて 言い出せない言葉 また 今夜も伝えられなかった 深夜二時 7月のお題企画 #文披31題 D

          【短文朗読】深夜二時

          【詩】まだ好きだ

          ☆所要時間:1分 ☆人数:1人 あの子に敵わないところを いくつも探す だからワタシは あの人と一緒にいられないんだって 自分を納得させる 理由を連ねる ワタシだから ダメだったなんて 受け止めきれないから 好きを諦めるための 理屈をこねる 隠して 隠して 気付く 心踊った瞬間 消せないことに ごめん、 まだ好きだ。 写真お題 #綿帽子のキリトリ世界 より 詳しくは台本利用時のお願いをご参照くださいませ。

          【詩】まだ好きだ

          【詩】誰か、なんて。

          ☆所要時間:1分 ☆1人 急に心細くなって 雑踏に取り残されたようで ひとりぼっちなんだって しゃがみこんでしまう瞬間がある。 そんな時 もう 自分では立ち上がれなくて 誰かに 寄りかかりたくなってしまうんだ。 「さみしいよ。」 誰にも届かない呟き。 誰か、なんて。 思い浮かべたその人の名を 言葉にできないまま 目を伏せた。 まだ、 気付きたくないから。 詳しくは台本利用時のお願いをご参照ください。

          【詩】誰か、なんて。

          【2人声劇】デートの約束、かもしれない。

          ☆所要時間:約2分 ☆人数:2人 喫茶店で働く先輩・後輩の会話劇です。 どちらをどの性別で読まれても大丈夫です。 ☆配役 ・先輩→本当はお誘いしたかった。 言葉使いは、わりと丁寧。性別不問。 ・後輩→色々あって荒れている。 先輩よりもセリフは多め。性別不問。 一人称を「私」と言っていますが、読み手様の言いやすいように換えてもらって大丈夫です。 先輩: お疲れ。顔、疲れてるよ。大丈夫?? 後輩: お疲れ様です! 顔に出ちゃってました? もー、今日めっちゃ忙しいですね。

          【2人声劇】デートの約束、かもしれない。

          【短文朗読】夏色のキミ【文披31題】

          ☆所要時間:1分 ☆人数:1人 大人になってしまった、と思った。 真っ直ぐに受け取れない、この歪みを。 無邪気なキミの笑顔につられて、 つい、忘れてしまうんだ。 それどころではなかった、と。 そして、思い出してしまうんだ。 誰かを恋しく思う感情を。 ボクは、恐れているのだろう。 キミのことばかり考えてしまう日が来ることを。 稲穂が揺れた。 キミの髪が、一緒に揺れた。 夜を含み始めた風だった。 キミと笑い飛ばしてきた 拭いきれない夏の暑さ 見上げた向日

          【短文朗読】夏色のキミ【文披31題】

          【写真詩】言わないで

          その先は どうか 言わないで 信じることに臆病な私だから 他愛のない会話であってほしい そこに意味などなくていい 特別でなくていい ただ 笑って話す なんでもない時間 離れた後まで 巡らせない その時々の 断片でいい 好きだなんて 言わないで 写真お題 #綿帽子のキリトリ世界 より 詳しくは台本利用時のお願いをご参照ください。

          【写真詩】言わないで