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#47「珈琲時間の楽しみ方3選」

こんにちは、macotoです。

突然ですが皆さんは珈琲を飲むときに、どのようにしてその珈琲を選んでいますか?「珈琲を飲む時間」が一番重要だと考える方もいらっしゃるかと思いますので、たまたま家に置いてあったものを飲むのもアリだと思います。

しかし、「珈琲を飲む時間」に加え、「珈琲を選ぶ時間」「珈琲を抽出する時間」までも楽しむことができたら最高じゃないですか?ということで今回は、私なりの珈琲の楽しみ方を、3つの時間軸に分けてご紹介したいと思います。大前提として、珈琲の楽しみ方に正解はありません。少しでも皆さんが珈琲をより楽しんでいただけたらと思い、今回このように記事を書かせていただいています。ぜひ最後まで見ていってください。

1. 「珈琲を選ぶ時間」

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私はまず最初に珈琲豆を選ぶところから始まります。基本的にはその時の時間帯でどの豆にするかを決めており、朝は爽やかな浅煎り、昼はマイルドな中煎り、夜はまったりと落ち着く深煎り(又はデカフェ)を選ぶことが多いです。焙煎度が高くなればなるほどカフェイン含有量は減少していくということも豆選びの基準だったりします。

もちろん朝にまったりと落ち着く深煎りを飲みたくなることもあるので、その辺りは臨機応変に。

朝に飲むことが多い浅煎りですが、日本人の傾向として、浅煎りは敬遠されがちな気がします。「酸がないもの」「酸っぱくないもの」が好きという方が非常に多い印象。逆に深煎り、即ち苦味のある珈琲は日本人にはよく好まれます。浅煎り好きな私としてこれだけは言わせてください。

浅煎りの珈琲は本当はめちゃめちゃ美味しいです。

ではなぜ浅煎りは敬遠されがちなのか。考えられる理由は以下の3点です。

・そもそも日本国内で浅煎りの文化が根付いていない
・たまたま飲んだものが安い珈琲(豆)であった
・浅煎りに力を入れていないお店であった

一つ目の理由は今更どうしようもないので今回はスルーします。二つ目と三つ目の理由についてですが、これらが一番大きな要因ではないかと思います。スーパーなどで売られている珈琲は「コモディティコーヒー」と呼ばれ、逆に様々な審査をくぐり抜けた質の高い珈琲は「スペシャルティコーヒー」と呼ばれています。

浅煎りが苦手という方は、ぜひスペシャルティコーヒーを取り扱っている珈琲専門店に行ってみてください。また、その中でも浅煎りに力を入れているお店がお勧めです。最近はサードウェーブコーヒーという潮流があり、少しずつ日本国内にも浅煎りの文化が到来しています。

個人的にお勧めなお店は下北沢と吉祥寺にある浅煎り専門の LIGHT UP COFFEE さん。オーナーの川野さんは個人でYouTube活動も行っており、日々浅煎りの魅力を発信されています。

別格に美味しいです、はい。私がいただいたのはグアテマラの珈琲。リンゴの蜜のようなとろみと甘さがあり、長く続く余韻が最高でした。

そうそう、浅煎りって酸っぱいと思われがちなのですが、とても心地の良いクリーンな酸もあれば、果実のような甘さもあります。深煎りになればなるほど豆は灰に近づいていきますので、まだあまり焼けていない浅煎りが一番珈琲豆の本来の味を引き出せるというわけです。(ざっくりな説明です)

ぜひ LIGHT UP COFFEE さんをはじめ、浅煎りが美味しい珈琲屋さんに足を運んでみてください。

ということで、かなり浅煎りについて語ってしまいましたが、とにかく私は朝に浅煎りを飲むことが多いです。そして昼は中煎り、夜は深煎りです。夜に部屋を間接照明で照らし、ゆったりと深煎りの珈琲で落ち着く時間は至福です。一日の疲れをここで癒します。好きな音楽を聴きながらでも良いかと思います。

2. 「珈琲を抽出する時間」

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さて次は「珈琲を抽出する時間」の楽しみ方です。

これは簡単。五感をフルに働かせましょう。それだけです。

手挽きミルなら豆を挽く感触。挽き終えた後のフレーバー。ドリッパーからサーバーに落ちる音。光に照らされて透き通る珈琲。

こう考えると、珈琲って五感で楽しめる飲み物なんですよね。私はそんな珈琲と巡り会えて本当に良かったと心の底から思います。

3. 「珈琲を飲む時間」

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ここは皆さんも各々楽しまれている時間だと思いますが、隠れた楽しみ方も実はまだまだあるんです。

その中の一つとして、温度変化があります。ホットコーヒーであれば、冷めていくにつれて珈琲の味わいが少しづつ変わってきます。最初は蜂蜜のような甘さがあり、冷めてくるとオレンジのような爽やかな酸が現れてきたり。冷めたら勿体ない、なんてことは実はないんです。

また、珈琲を飲む時間をより楽しむために、皆さんに意識していただきたいことがあります。それは、できればマグカップで飲むということです。テイクアウトだと紙製のコップで提供されることが多いと思いますが、紙製のコップだとどうしても紙の匂いが気になります。香りも味わいも大きく変わってきてしまう要素ですので、店内で飲むようにするなど意識してみてください。

さいごに

ここまで読んでくださりありがとうございます。私は珈琲のような、「正解のないもの」が好きなのかもしれません。皆さんはどうでしょうか。

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さて、今日も珈琲を飲んで一日を楽しみましょう。

#私のコーヒー時間

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