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保育園に入った時のこと

こんばんは。
このところ身辺が騒がしく(笑)、noteに触れることができなくなっていました。
でも、noteに記事を書く時間は私にとってとても大切な時間です。
またポツポツでも記事をあげていこうと思います。
どうぞお付き合いくださいね🙂

今日は、息子が保育園に入った頃のことを書こうと思います。
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息子が保育園に入ったのは2歳10ヶ月の時。
診断の時に療育センターの医師からの助言でその前の年に申し込みをしていたのだけれど、保育園でやっていけるのかなーと、心配なままだった。
それでも、入園の日はやってきた。

「かーわーいーいー!」

しかし保育園というところはなんて優しいのだろう。
出迎えてくれた保育士さん、その日新入園児を迎えるために園に来てくれていた年長さんが、元気いっぱい笑顔で息子を出迎えてくれた。
新しく年長さんになったばかりの年長さんには上の子(息子のお姉ちゃん)もいて、息子はお姉ちゃんから入園記念の手作りのメダルを首からかけてもらった。
みんなから弟を「かわいい!」と言ってもらって、お姉ちゃんも嬉しそうだった。

入園からまもなく、慣らし保育が始まった。
まずは1時間で保育園へのお迎え。
次は2時間、その次は給食の前まで。
そして給食の後まで...徐々に徐々に保育園で過ごす時間を伸ばしていく。

息子は他の子達のように「ママー!」と泣いたりせず、淡々と園での生活をスタートさせた。

しかし、先生方は大変だっと思う。
何より、当時の息子は、股間を机などの壁に擦り付けるという動作がブームになっていた。
親の立場からすると、それはとても恥ずかしくて頭を悩ませていたのだが、専門家によるとそれには性的な意味はないという。
しかし自分だけの世界に入り込んでしまうので、できるだけ周りの人と触れ合えるように、そういうことが始まったら、他の遊びに誘ってあげてくださいとのことだった。
私はそれで、そのことを園の先生に伝えた。
それを受けて、園の先生方は皆で熱心に息子を他の遊びに誘い続けてくれるようになった。

しかしそれにも増してもうひとつ難題があった。
息子は「耳」が好きだった。
誰のどんな耳にも関心があり、しょっちゅう近くにいる人の耳を触りに行っていた。
大人ならまだしも、まだ加減を知らない息子が他の園児に怪我をさせては大変ということで、先生方はひと時たりとも目が離せなかったと思う。

「お母さん、これからコウちゃんには1人、先生がしっかり付くことになりました」

ある日のお迎えの時、園長先生からそう声をかけられた。
むろん、私にとってそれはとてもありがたいことだった。

そうして息子にはそれ以降加配の先生が1人付いてくれる形での園生活がスタートした。

園での暮らしは、今思い出しても本当にあたたかい。
そして園の先生が困った時には、市の「ことばの教室」でいつも息子を見てくださっていた専門の先生方が保育士さん達のアドバイザーとなってくださっていて、何か困ったことがあれば園を訪問して、息子との関わりを一緒に考えてくださっていたようだった。
あの頃は想いが至らなかったけれど、私たち親子は本当にたくさんの愛情に守られていたなと思う。
真っ暗なトンネルの中にいるようで、でも遠くから懐中電灯の光で

「おーい、こっちだよぅ」

とみんなから声をかけてもらい、道すじを示してもらっていたような感じ。
しみじみそう思う。
今となっては改めてお礼を言うこともできない先生方がほとんどだけれど、せめてこのnoteで感謝の気持ちを記せたらな、と思う。

保育園入園は息子にとっても大きな変化だったが、私にとってもそれは大きな変化だった。

まず、便秘が治った(笑)。
だって、息子が動くようになってから、ゆっくりトレで過ごすことができなかったんですもの...(笑)。

それから、体重が2キロ増えた。
いかにそれまでの日々が過酷だったかをしみじみ実感した。

それから、Gパンの膝が破れるペースが落ちた。
それまではほぼ1日中床に這いつくばって拭き掃除ばかりだったけれど、その頻度がやや少なくなったせいだった。
とはいえ、私はそれからもかなり長く、いつでも膝当てをしたGパンを履き続けていたのだけれど。

そうして私に少し自分の時間ができたことで、私は1人で療育センターが主催する親のための勉強会に参加し始めた。

もっともっと息子との関わり方を学びたいと思っていた。

これからまた、当時のそんなことやあれこれを書いていけたらいいなと思う。

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久しぶりに書きましたが、お付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました。
またどうぞ私のnoteに遊びに来てくださいね🙂

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保育園の連絡帳は全部取ってあります。
私にとっては全てが珠玉の名作集です。

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