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チャート研究①(無料)

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チャートの仕組みとか分析法とか。
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値動きの対称性③

値動きの対称性③

チャートが幾何学模様に見える理由は「フラクタクル」であるということと、もう1つは「対称的」であるということだと思っているが、その対称軸・対称点をどう取るかということがポイントになる。

なんせどこから見てもフラクタクルなもので、軸や中心はどこでだって取れてしまうという問題があって、機能しているように見えるラインが肝心のエントリーの時に限って機能しなくなるというトレードあるある被害に遭うことが多い。

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ライン@実際のチャート①

ライン@実際のチャート①

ポンド円のワンシーンにて 
※あくまで1つの引き方であって、細かい波の往来等を見るためのラインではない。特に斜めラインの合わせ方は、波の始点ではなく波形に合わせたものであって後述する記事とは異なる場合がある。

 青いラインは別記事で言っているように「値が乗っている角度」であって、単体ではあまりトレードの根拠にすることは多くない。

上記吹き出しについて追記:「1つ目の〇より右側で、最上部の高値に

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ライン@実際のチャート②

ライン@実際のチャート②

下の画像は前の記事のポンド円のシーン

今回は、この時間軸で「メインになっている」緑の緩やかな角度に合わせてチャネルを引く手順を対称性に注目しながら追ってみる。

上記は事後的にロウソクに合わせて引いたものであり、チャートが出来上がった後だからきれいに引けたのでは? と思う人も多いかもしれない。

こういうチャネルをイメージしながら頑張ってリアルタイムで引いてみるものの、

「その瞬間に効いている

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ライン@実際のチャート③

ライン@実際のチャート③

今回は、ユーロ円をリプレイにて。

過去記事にもあるように、同じ手順・同じ角度で引いているので、「先に出来上がったチャートを見てリプレイで後付けに見えないようにしている」ということはない。

※プロフにも書いているが、出来高が確保されているものなら、通貨ペアやCFD、株や仮想通貨等いずれの値動きにも適用できる。

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ライン@実際のチャート④

ライン@実際のチャート④

今回はヘソから右上に上げていくパターン。
ヘソ=Wが右下がりで、それに沿って見る流れ。
上下反転させて見ることが多いが、自分が見やすいからというだけで特に意味はない。

文章だと難しいので吹き出しのコメントにて。
自己流なのでもっと効率の良いやり方はあると思われ。

※この「E値を出して反転」、「Eまで届かずNで勢いがへたって反転」という流れの落ちる動きをメインに狙うのも良いと思う。

赤矢印の動

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ヘソダブルチャネルとボックス

ヘソダブルチャネルとボックス

あくまで「自分の場合は、こう辻褄を合わせるとトレードしやすい」ということで、MAや上位足の状況が前提ということがまずある。(大きく上にブレイクした時に売りで入っても、MAが下から押し上げて来ていて、十分には落ちない等。)

★また別記事の、「値動きは推進波3つで折り返す」という見方を基準で考えると、今回の内容は「1波目・2波目・3波目のうち、2つに絞ってボックスを当てているだけ」とも言えるが、今回

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フラクタル①

フラクタル①

普段のトレードでは分足レベルの時間軸をメインとして見ながら必要に応じて上位足を確認するというスタイルだが、前提として「チャートは完全なフラクタル構造」というイメージがある。

トレード時にフラクタクルを意識する時には自分が「上位世界から下位世界を覗き見ている巨人」だという感覚があって、下位足世界では俯瞰して自分の世界を見ることができず見えない壁にぶつかったり突如値が走り出したりして右往左往している

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フラクタル②

フラクタル②

トレードとは直接関係のない妄想。

フラクタクル図形の1つに「コッホ曲線」というものがある。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%9B%E6%9B%B2%E7%B7%9A(Wikipedia「コッホ曲線」)

数学的な解析は分からないけれど、チャートに似ていると思うのは自分だけだろうか。

こんなやつとかも。 もちろん

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攻防ゾーン

攻防ゾーン

攻防ゾーンからのエントリータイミングの話。

まずは、「下位足をメイン足として見る」というのが大事。

(「フラクタクル①」https://note.com/mako_charter/n/ndc2b20e46b03 )

たとえば1時間足を主戦場にしているなら、多くの場合30分足や15分足の状況も見ていると思う。

ただ、下位足を見る時に「`下位足の目線’で本当に見ているか」と言われれば、補足とし

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ヘソダブルチャネル①

ヘソダブルチャネル①

波形について視点を分けながら綴ってきたけれど、実戦に置いてどう見ているのかをイラストで流れにしてみた。

あくまで1つの流れであって必ずこうなるわけではないが、いくつかのパターンの組み合わせでチャートが描かれていくイメージ。

チャートは幾何学模様のように同じパターンの繰り返しなのだけれど、見る時にピントがズレると途端にランダムに見えてしまう。

※パターンと言ってもフラッグとかペナントとかとは別

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ヘソダブルチャネル②

ヘソダブルチャネル②

今回はチャネルと角度の話

ヘソ付きダブルトップを1つの型として見つつ、それを元に状況に応じて波形をイメージする。

ヘソダブルのパターン

変形バージョン。
右山が下に出たり上に伸びたり。

これらをパターンとして捉えながら、ヘソを元に角度を取るのだが、過去記事でも言ったように「値動きは角度(=チャネル)のシフトを繰り返している」という前提で、上述のパターンが連なっているイメージ。

『チャート

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トレードポイント①

トレードポイント①

ヘソを基準にラインを引き、チャネル内を大きなヘソダブルと捉えることができる場合は次のようなイメージ。

右下がり

右上がり

基本的には「こうなったらエントリー、ならなかったらスルー」なのだが、この流れのようにきれいな波形になることはそんなに多くはない。

そこで、ヘソで取った角度を「波形に当てに行って」エントリーポイントを炙り出す。

ただ、そこが上げるゾーンなのか下げるゾーンなのかはラインで

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トレードポイント②

トレードポイント②

あくまで自分の見方。
また、波形をメインにした見方であって、後に掲載する「推進波を測る見方」とは別視点と思ったほうが良いかも。

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イメージは5分足。自分にとってトレードスパンがちょうど良いのでメインにしているだけで、
値動きはどの時間軸でも同じ。

(「時間軸が違ったら動きも違うだろw」「分足にテクニカルが効くわけないだろw」

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対称性と推進波①

対称性と推進波①

今回は対称的な動きに合わせた推進波のイメージ。定番の波形を値幅で見たらどう見えるかという視点。

手がちぐはぐな埴輪パターン。  

75MAがヘソの部分でS字を描いてヘソのセンターラインを「軸化」している。この場合は推進波の始点のズレが生じる。 ヘソの右側が上に飛び出ているなら、さらに強く軸化する。ヘソ部分のラインは最も飛び出た所=ヘソ部分の高値に合わせる。(ヘソ部分もアップで見るとチャネル)

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