2019年11月16日#1
やっと書き始める。先週の放送。M–1グランプリの3回戦に夢中になっており、隙あらばGYAOで配信を見る日々で完全に書くタイミングを失っていた。このままやめようとも思った。本当に物事が続かない。お笑いのこともいつか書きたいと思いつつ、まずは言い出したクレしんを続けようと思います。
今回のおはなしは、
「窓をピカピカにするゾ」
「ひまわりがカゼを引いたゾ」
「ラッピングバスを追え!だゾ」
の3本立て。オープニングに沢尻エリカ逮捕のニュース速報が入っており、永久保存版を確信した。
以下ネタバレ注意!
「窓をピカピカにするゾ」
窓を掃除する話は結構前の漫画にもあったような気がする。どんなオチだったかは忘れてしまったが窓に吹き付けた泡で髭などと遊ぶ話。トイレ掃除ラップなど数々の名作を生み出した野原家掃除シリーズの中でも窓掃除はストーリーにしやすいのだろう。
今回は掃除だけでなく、掃除の後にななこおねいさんが来るという展開になっている。しんのすけ×お手伝い にななこおねいさんはつきものである。そうでもしないと、たった10分間の話でさえ、しんのすけに掃除を手伝わせ続けるのは困難なことである。しんのすけを釣るには、ななこおねいさん>>超えられない壁>>チョコビ>アクション仮面、カンタムロボ等のグッズの順で効果的である。
ひろしとともに窓掃除をするのだが、しんのすけは高いところは掃除が出来ず、高いところはひろしが掃除した。しかし、これではななこおねいさんが来た時、「ここはしんのすけが出来ないので僕がやったんです、しんのすけは僕の補佐」とひろしがひとりで手柄をとるとしんのすけは思った。ひろしは5歳児相手にマウントを取り、女子大生に威張るそんな幼稚な人間ではない。あくまでもしんのすけの被害妄想。なのだが、しんのすけの意向のもとにひろしがしんのすけを抱えてしんのすけが窓全面を拭くというとてつもなく作業効率の悪い方法で行うこととなった。
しんのすけが掃除に疲れ、ななこおねいさんが来るときの定番、張り切りすぎてくる前に寝落ちの展開かと思ったが違かった。しんのすけはもっと落ち込む展開だった。
ななこおねいさんが野原家を後にする時に映ったアパート。こんなの近隣にあっただろうか?みっちーとよしりんが住んでそう。
「ひまわりがカゼを引いたゾ」
ひまわりがかぜをひいて病院に行く話。その病院の担当の医師がハンサム。まつざか先生の元恋人徳さんを彷彿とさせるハンサム。ひまわりは目がキラキラになり、色目を使う。
かつて、みさえが病院にかかった時も似たような話があった気がする。この時の医師もイケメンだったからか、それともみさえのノリ(勘違いでその気になった)だったのか忘れたが、聴診器をあてるために胸を見せてくださいと言われて、寄せてあげるブラで必死こいて作ったであろう谷間を恥じらいながらも色っぽい顔つきで見せて、医師を困らせたのだ。
親が親なら子は子。蛙の子は蛙である。
ひまわりはまたイケメン医師に会いたいのでカゼを悪化させようと奮闘する。しんのすけはひまの面倒見を頼まれる。ここで再び登場、伝家の宝刀ななこおねいさんを使わされて。しんのすけも奮闘し、結果的にひまとしんのすけは水を浴びてしまいしんのすけもカゼをひく。ななこおねいさんは今度にお預け。またしても叶わぬ恋。
ひまは念願の「ハンサムこども病院」に再び行くこととなった。冒頭では出なかった?この病院名。しかし、かかった医師はハンサム医師の父であった。この子にしてこの親はあらずではないかというぐらい、まるで面影のない博士おじいちゃん。ハンサムが生まれてくるとは思えない医師だったのだ。ハンサムこども病院のフリが効いて面白いが、唱っといてこれはない。ぼったくりだ。
「ラッピングバスを追え!だゾ」
ひろしとしんのすけが買い物に行った時、アクション仮面のラッピングバスに出くわし、しんのすけの意向のもと追いかける話。
今回の1話目と同様しんのすけとひろしの関係性がよくわかる作品。ひろしはしんのすけのわがままに結局付き合うことになる。
クレヨンしんちゃんは長寿アニメには珍しく、現代化の波に乗っている。スマホも物語になくてはならないものとなっている。しんのすけはアクション仮面バスをスマホで撮影するために追いかけるのであった。
スマホを持った現代人の多くは珍しいものや興味深いものを見たら写真におさめ、誰かに共有したい、その思い出に浸りたいという欲求を持っているであろう。これはスマホを使いこなす大人に限ったことでは無く、5歳児でも本能的に思うのだ。
話には無いが、しんのすけは、まず帰宅してこの凄さを同じ熱量で共感できるかを考えるまでも無くみさえに自慢するだろう。のちにマサオくんやボーちゃんといった同じ熱量で楽しんでくれる友人に自慢して、風間くんがしんのすけはおこちゃまだなぁと言いたそうにしてるのを察して風間くんはコミュニケーションツールとして報告するだろう。さらに、月日が経っても、この写真を見てしんのすけはうっとりし、プスライトの最高のあてにするだろう。ここまで、ひろしにとっては何のメリットも無い。
それにもかかわらず、しんのすけを肩車して自らの足でバスを追いかけるのである。営業の外回りで身につけた脚力を生かし、しんのすけに翻弄させられながらも、中間管理職係長で培った理不尽さにも屈しない信念を持ち続け、足の臭さを増強させながら走るのである。
結局バスは、営業所で停車。写真は撮り放題の状況になる。上司のこれやっといてがボツになり、部下へのこれやっといての出来が悪く自分でやる羽目に。と同様に、会社以外でも理不尽と戦う、係長野原ひろし。
最後まで読んでいただきありがとうございます。今後もこのような考察、妄想、感想、あらすじ、過去のデータとの比較、統計などを書いていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
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