厚かったSRの壁(20240203 THE CROSS-BORDER RUGBY 2024 東京SG×BLUES)
THE CROSS-BORDER RUGBY 2024
リーグワン1部昨季上位とスーパーラグビー(SR)チームが対戦する初開催の大会。
🇳🇿のラグビー
そして🇯🇵のラグビーがどこまで通用するか見たく秩父宮ラグビー場で観戦した。
しかし、結果は7-43。
推しの東京サントリーサンゴリアス。対戦したBLUESに惨敗を喫した。
BLUESは昨年SRでレギュラーシーズン3位🇳🇿
試合前の練習を見ていたが、とてもリラックスした雰囲気
体の厚みが日本人選手と比べて一皮、二皮も厚かったのが印象的だった。
オフロードパスの正確性
試合を見ていて、感じたことはたくさんある。
プレー中の視野の広さ
観客を惹きつける個人技
少ないミス
などなど
さすがなだなって感じたのはオフロードパスの正確さ。
オフロードパスはタックルを受けたプレイヤーが倒れながら行うパスだが
BLUESの選手はタックルされ倒れる前にパスを繋げ、トライを決めていた。
特に不安定な体勢からBLUESのSOの選手が味方にパスをつなぎトライをもぎ取った3トライ目のシーンはかなり印象的だった。
NZラグビーの真骨頂・強靭なフィジカル
フィジカルは言うまでもなかった。
サンゴリアスの選手がタックルしても簡単に倒れない。
1トライ目のシーンではCTBの選手が4人立て続けにタックルを受け続けたが、全く倒れずひたすらゲインして先制トライへ導いた。
体感の強さを感じるとともに
最強🇳🇿のラグビーを象徴したプレーだった。
生で初めて見た背面パス
BLUESが後半優位に進めた中、背面パスからトライへ結びつけるシーンも
この時はスタジアム中が大歓声
自分もラグビーに興味を持ってから、数多くラグビー観戦をしたが、背面パスは初。
ファンを惹きつける彼らの個人技にはさすがの一言だった。
松島のワントライのみに沈んだサンゴリアス
リーグワンの代表として臨んだサンゴリアス
🇯🇵ラグビーの意地を見せたかったが、
逆に🇳🇿のラグビーの意地を見せつけられるかたちとなってしまった。
前半、相手陣左ゴール前のラインアウトからのモールを起点に松島幸太郎がトライを決めた。
しかし、この試合通じてトライはこの松島の一本のみ。
試合通してBLUESのペースを崩すことができなかった。
ボールロストからカウンターにより失点。
試合開始早々から反則も多く出てしまい、流れがこちらへ傾くことはなかった。
🇳🇿クラスになるとミスは逃さない。
次戦の強豪・ワイルドナイツ戦ではこういうミスを多発していたら勝つことはできないだろう。
それでも、ラインアウトからのモールでは押しているシーンが目立った。
個人では海外の経験が活きたのか、松島が華麗なフットワークで相手を翻弄するシーンも。
良さはある中、やはり課題は防げるミスを防げなかった点
ワイルドナイツ戦まで2週間
今回の経験を糧に、進化したサンゴリアスを見たい⚡️🦍🟡
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