「憧れを超えた侍たち」を見てみて
きょうからは本当の意味で憧れるのをやめなければいけません。
自分自身が憧れてもらえるような選手になれるよう頑張ります。
Thank you
日本時間28日
ドジャースと12年契約を結んだ山本由伸がドジャースタジアムで入団会見を行った。
会見では
WBC決勝のアメリカ戦前に大谷翔平が口にした
「憧れるのをやめましょう」を引用。
大谷翔平
山本由伸
WBCでチームジャパンを牽引した2人
まさか同じチームになるとは。
しかもこんなすぐに。
来季からドジャーブルーのユニフォームに袖を通し、世界一を目指す。
憧れを超えた侍たちを視聴
あまり内容を多く語りすぎるとネタバレになるので、印象に残ったシーンを2つあげたい。
一つは源田壮亮の骨折からの復活シーン。
1次ラウンド韓国戦で二塁牽制からヘッドスライディングで帰塁した際、右手薬指と小指を骨折。
痛みに耐えながらも源田は栗山監督に出場継続を志願。次の回の守備から退いたが、その闘志溢れる姿勢がとても感慨深かった。
準決勝のメキシコ戦では
二盗を試みた一塁走者が遊撃手・源田のタッチを左手を上げながらのヘッドスライディングでかいくぐった後、
右手が一瞬、二塁べースから離れ、その間に源田のグラブがわずかに触れた。
一度はセーフ判定だったがリプレー検証の末、判定は覆り、空振り三振との併殺でチェンジに。
後に源田の1ミリと称されるようになり、今大会の印象的なシーンとしてメディアでたくさん目にするようになった。
二つ目は佐々木朗希のメキシコ戦での熱投、そして涙を流すシーン
準決勝のメキシコ戦で先発した佐々木。
立ち上がりから102マイル(約164キロ)のストレートとフォークで三振を奪って世界に衝撃を与えた。
しかし、4回に甘く入ったフォークを捉えられ、3失点。
1人ベンチ裏でうずくまり、悔しさを滲ませるシーンが視聴者の私にとってとても心苦しかった。
しかし、4番の吉田正尚が
逆境を跳ね除ける起死回生の同点3ラン。
ベンチで戦況を見守った佐々木の目には涙が。
彼はまだ21歳。
若くして日の丸を背負うこと自体、名誉なことだ。
プレッシャーは計り知れなかったはず。
それでも、合宿初日からダルビッシュ有にスライダーを見てもらうなど貴重な経験を積んだ。
今大会味わった悔しさを胸に、日本、そしてアメリカの地へ羽ばたいてもらいたい。
今回の作品で選手の意外な一面ももちろん知ることができたが、大舞台へのマインドコントロールについてはこちらもすごく勉強になった。
人間だから誰しも緊張はする。
その中でいかに平常心でプレーできるか。
憧れてたら超えられない。
過去の自分を超えるために大谷翔平は日々努力しているのかもしれない。
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