見出し画像

【スイス留学体験】それから、と、これから。

こんにちは、Hugoです!まずはこの記事を見つけていただいて、ありがとうございます。約1年ぶり、久しぶりの更新となりますが、よろしくお願いします。留学から帰国した自分がどのような変化を遂げて今あるのかを発信したいと思います。どうか久々の自分語りに付き合ってもらえると幸いです。

1. 留学から帰国しての変化


ライン川と中央橋の風景です。
この辺りは落ち着きつつも川沿いに居酒屋などがあり活気に満ちています。

大きく変わったのは以下の3つだと思います。

①人との話し方
②言語の話し方
③生活能力

①に関しての変化が個人的に一番大きいかな、と。帰ってきて久々に会った日本の友人たちに

「目線とか話し方とか、何もかもが変わった、めっちゃいい!」

って言われるようになったことが多くなって初めて実感しました。もともと自分は喋るよりも文章を書いてる方がスムーズに意思表示できる内向的なタイプの人間で、人と長時間目を合わせながら喋るのも苦手だったのですが、否応無しに外交的でないと取り残される世界で生きてきたことで、相手の目を見て、しっかりと言葉にする能力が鍛えられたみたいです。

②に関しても、①とつながる部分は多々ありますが、かなりこれは意識的に変化させた部分なので分けて話そうと思います。

自分の英語やドイツ語の話し方を磨いたのは、言語学校での経験や優秀な学士、修士課程の方々とのディスカッションでした。大切にしたのは、まず結論ファーストにして必ず意見を表明すること、重要なポイントは婉曲しないこと。相手との食い違いがあっても全く問題なく、むしろ討論の相手と構造を作っているのだということを意識させられました。

③は完全に①、②と切り離せるところですが、生活能力に関しては、自分でもびっくりするクラスまで上昇しました。

一番上がったのは料理スキルです。間違いなく。スイスは信じられないくらい物価が高かったので、自炊がデフォルトの生活を毎日過ごしていました。高い物価の中でも安く済んでいたイタリア料理の素材や野菜を買ったり、あとはドイツの南端に遠出して肉や調味料を仕入れたりしながら工夫をしていました。

その結果、作り置きのレパートリーは100種類くらいにまで増え、基本的なイタリアンは余裕で作れるようになりました。はい。いつでも一人暮らしできます。

2. 就職活動についての影響


旧市街の一角。
授業が終わり買い物に疲れた時はこういう場所で休んでいました。

さて、留学と一緒に語られがちなのが(主に不安要素としてですが)就活です。自分がどのような学びを就職活動でアピールしていたのかということをさりげなく、進路の話も交えながらお話しできればと思います。

まず私自身の話にはなりますが、来年からベンチャーのコンサルティング会社での勤務が決定しています。おそらく営業職配属です。コンサルファームのようなことも当然しつつ事業会社のような側面もあり、社会人として幅広い視点を持てそうだと思ったので入社を決めました。

留学時点で更新していたこのnoteもそうですが、「何を自分が求められていて、それに対してどんなものを発信していったり還元していくか」ということを常に考えなければならなかったので、それが仕事選びの軸にも活きたな、と感じます!

現地で語学学校のアシスタントのようなことをした経験も、就職活動ではアピール要素の一つになりました。日本人として、学問的にどのような需要があるのかということを考えながら、知識の還元に努めていました。

3. その後の活動について


帰国してから早稲田を訪れた際は、大学そっちのけで油そばを食べました。

留学からは、正確には去年の6月ごろに帰国したのですが、実はそこから早稲田大学公認の留学アドバイザーとして動いていました(現在も継続中です)。主にオープンキャンパスや留学フェアといった一般向けの出し物で学生や早稲田を志望する高校生などの進路相談を主に担当しています。

実はこのnoteも、次の代以降でバーゼルに留学される方から

「とても助けになった」
「手続きの時にはずっと参照していた」


などとありがたいフィードバックをいただいたりしていました。本当によく見つけてくれた、と。飛び上がるほどに嬉しかったです。アドバイザーもその延長線で学生をより正攻法で助けられたらなぁという思いから立候補しました!

4. まとめ

こうした記事の更新活動や、留学先で学んできたことが、自分の生き方の指標として直結してきてるなと感じます。今までこもっていた世界を一度リセットしながら生きることで、人生の歩み方や歩幅をプラスな方向に変えられるのが留学のメリットであることは間違いないと思います。

色々なバックグラウンドの人々が入り混じっているスイス・バーゼルでの留学経験が、日本と海外という無意識下のハードルを取り払ってくれました。いち人間として、他者をどう受け入れ自分をどう受容してもらうか。そのことに真摯に向かい合った経験も、何にも替え難い価値がありました。

どうかこの記事が、留学をするか迷っている人の元に届きますように。

今後、学生としての諸活動がある程度落ち着いてきたので、2週間に一度とかそれくらいのペースで記事を更新できればと考えています。改めて、皆様よろしくお願いいたします!

それでは、Uf Wiederluege!(さようなら!)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?