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エコとは無縁のインドネシアで、ちょっとだけエコなことを

日本にいた頃は庭でガーデニングをして、野菜を育てて料理して食卓に並べるのが好きだった。育てた野菜は数多くトマト、胡瓜、南瓜、セロリ、ブロッコリー、人参、玉葱、白菜、里芋、ミョウガ 、枝豆、その他ハーブ系などなど数多く、一畳程の花壇で季節問わず頑張ったものだ。

毎日早起きして出勤前に青虫を取り除いたり水あげたり、キッチンで出た生ゴミや落ち葉を堆肥にしてまた植物に与えたりと、植物の世話だけでなく、そのサイクルも楽しんでいた。

そんなわけか植物(結局は自然かな)に対して優しさがあると自分で自負している。そんな優しさはあまり役に立たないのだけれど、ジャカルタに来てすぐの頃、エコ活動や地球環境について全く考えていないインドネシアにびっくりし、落胆したのを覚えている。

インドネシアも意識すれば変えられるんじゃない?簡単に出来ることたくさんあるでしょ。

そんな自分は微力だけど、ジャカルタに来てから少しだけ自然に優しいことを始めた事といえば、
「洗濯洗剤を使わない」

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洗濯マグちゃんである。(この↑商品名はランドリーマグちゃん)
これを使うと少しだけ地球に優しい。だけでなく、洗濯機にも、服にも優しい。

この中にはマグネシウムの粒が入っている。洗濯物と一緒に入れると水に微量に溶け、水溶液がアルカリ性を示す事で洗剤と同等の効果がある。
もちろん界面活性剤などとは無縁なので水質を汚さないから、環境にいい。洗濯機の中に洗剤が残ることもないので、洗濯機の中にカビも発生しないし匂いも臭くならない。界面活性剤を使用せず洗濯された服は、フワフワで肌触りがいい。
と、利点ばかり。
1番私が喜んでいるのは洗濯機の中が臭わないって事。あの嫌なヌルヌルも発生しないし、暫く留守にしていた後に使う不快臭も無い。つまりはカビが発生していないという事。

欠点といえば、たまにお手入れ場必要。月1回位、いや2ヶ月に1回位、クエン酸溶液(酢水でもok)に10分くらい浸して、マグちゃんを洗う、だけ。
あと、蛍光剤と無縁がゆえパキッとした白さにはならないってところかな。

目に見えての変化が無いので、本当に効果があるのか疑心暗鬼になってしまうけど、効果の実証は、多くの方がブログやYouTubeにあげているのでそちらでご確認を。

それを始めてから、はや2年以上。たまに洗剤洗濯に浮気するけど、やっぱり手放せないマグちゃん。2年以上使ったマグちゃんは、中身がとても軽くなり周りのバイアステープもボロボロ。1個60gだったマグちゃんが38gにまで疲弊。

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50g位で交換を推奨されているけどまだまだ使いまっせ。

ランドリーマグちゃんも買い足したことだし、洗剤に浮気しながらだけど、しばらくはこれで行こう。

子供と地球の未来のために。

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