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【本レビュー】音楽は自由にする/坂本龍一:朝井リョウさんまで252日

今日レビューする本はこちら!

音楽は自由にする/坂本龍一 ▼

「あまり気が進まないけれど……」と前置きしつつ、日本が誇る世界的音楽家は静かに語り始めた――。伝説的な編集者である厳格な父。ピアノとの出合い。幼稚園での初めての作曲。学生運動に明け暮れた高校時代。伝説的バンドYMOの成功と狂騒。たった一人の「アンチ・YMO」。『ラストエンペラー』での栄誉。同時多発テロの衝撃。そして辿りついた新しい音楽――。華やかさと裏腹の激動の半生と、いつもそこに響いていた音楽への想いを、自らの言葉で克明に語った決定的自伝。

amazon商品説明

本書は2009年発売の一冊。

いくつかパターンがあるが
注釈を更新して文庫版にしたのが本書。

2023年6月にも本書の続きの自伝が
発売されている。

こちらは本書の続きとして
同じインタビュアーの方が
坂本さんがなくなる3ヶ月前くらいまで
取材したものです。


感想はブクログをご覧ください!

名前が「ろこ」だけど
写真は「みもざ」だからご安心を!!

他にも250冊以上のレビューがございます!

ブクログに書いていない感想

あぁ、芸術方面に明るかったらなぁ

音楽がハロプロに限るというのは
教養がないとみなされることが多い。

それは、「好きな音楽」を聞かれた時、
「ハロプロ」と正直に言うのははばかられるので

「あまり音楽は聞かないのです・・」
と答えてしまう。

うそうそ!!
毎週ハロステ※見て
元気をもらっているくせに!!

※ハロステは毎週水曜日に更新される公式youtube
 ライブ映像を提供してくれる。

ここで「ドビュッシーを少々」
と言ってみたい。

子供の頃にピアノをやろうとすると
身体が痒くなってしまった
ピアノアレルギーのわたしには
芸術的才能がないのだ。
きっと。

※絵の才能もない

でも、本書で坂本さんが絶賛されていた
ドビュッシーを聞いてみたところ、
「これは静かでよい」と思った。

が、それで終わりであった。

人には向き不向きがある。
絶対にある。

でも、本書を読むと
芸術の才能がある方のハマったときの
エネルギーってすごいなと思わされた。

そして自分が作ったもので
他の方が熱狂するって
きっと気分いいだろうなと思った。

芸術に造詣がないので
本当にうらやましい!!

わたしが「ウラBTTB」だと思っていた曲。

感想にも書いたが、ずっとランキングにいるので、
気味悪いなと子供時代に思っていた曲。

今日知ったが、
ウラBTTBは3曲セットのシングルだ。

今、この曲を聞くと、癒やされる曲なんだとわかる。
芸術オンチでも。

そして、当時の人は
「癒やし」を求めていたのかなと思わされる。

このCDが発売されたころは
失われた30年と言われる時期で
今までの方法だと世界に勝てなくなってきて
辛い時期だったのかもしれない。

がんばって働いていたのに
振り返って「失われた」と
なかった評価にされるのは
言われる側も思うところがあるのでは
と今、書いていて思わされた。

きっと自分のやったことが
無駄だったと言われない立場の方が
考えた言葉なのだろう。

坂本さんも気乗りしなかったが
アイスランドに言ってみたら
人生が変わるほどの衝撃を受けたそうだ。

その当事者にならないと
わからないことってある。

わたしはYMOの熱狂の当事者でないのが
少々残念だ。

・・
今日は「【本レビュー】音楽は自由にする/坂本龍一」のお話。
明日もお楽しみに!

小声:
スキ♡を押してもらえると明日も続けられそう!
・・・・

おすすめ!!朝井リョウさんエッセイ3部作

風と共にゆとりぬ (文春文庫)
人生を変えた一冊(と朝井さんに言いたい)一冊

時をかけるゆとり

そして誰もゆとらなくなった(最新エッセイ)


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