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大学生に勧めたい「地域創生」研究テーマ②(地元の伝統芸能)

縁あって、富山県氷見市に通い始めて7年になります。経緯は以下の記事をご覧いただければ幸いです。

ひょんなことから氷見の伝統芸能である獅子舞を盛り上げる動画「氷見の獅子舞を語る」を自主制作しています。

親しくしている東京在住の氷見出身者の方に「故郷の獅子舞のルーツを調べてほしい」と何気なく頼まれたことがきっかけでした。

私は埼玉在住でしかも獅子舞の素人。なので氷見の獅子舞にものすごく詳しい諏訪さん(氷見市の隣の石川県中能登町在住)に解説をお願いしています。

こういうコラボは全国的にもあまりないのではないかと思います。新鮮で楽しい動画制作です。

反響はけっこうあります。YouTubeに氷見の獅子舞関係者から熱いコメントをいただいたり、解説者の諏訪さんは「YouTube見ているよ」と氷見でよく声をかけられるようになったそうです。今や中々の有名人です。

これまでに動画を5本制作して、再生回数は合計約1万。氷見市の人口が4万人ですから、なかなかの数字ではないかとひそかに誇っています(笑)

富山新聞にも大きく紹介されました!「埼玉の巻島さん」と大きく紹介していただいて照れるのですが、このように紹介されるのも、テーマが氷見の人達にとって大事な獅子舞だからだと思います。

2022.7.27 富山新聞

氷見の獅子舞に限らず、地歌舞伎でも能でも、あらゆる郷土芸能は担い手不足で年々活動団体が消滅していっています。

私は動画を作ることで、氷見の獅子舞の応援をしていますが、ぜひ学生の皆さんにはどうすれば地元の郷土芸能を盛り上げることができるのか、研究してもらいたいと思います。

郷土芸能は単なるお祭りの出し物ではなく、地域の歴史そのものです。自分の故郷の歴史を知るきっかけにもなるんじゃないかなと思います。

このテーマで卒論を書かれる方は、ぜひお知らせください。意見交換したいですし、全国の地歌舞伎や獅子舞を研究されているすごい方を紹介することもできます。あ、「氷見の獅子舞を語る」についても新しいアイデアがあればそれもぜひ(笑)

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