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新美南吉「手袋を買いに」

本日は新美南吉「手袋を買いに」を朗読しております。

雪のなかで遊んだ子狐は、手が冷たくて仕方がありません。
お母さん狐は手袋を買ってあげようと思い、夜になってから親子で町に向かいます。
けれどお母さん狐は、以前、人間にとんだ目にあったことを思い出し、足がすくんでしまうのでした…。

新美南吉作品のなかでは、「ごん狐」と並んでおなじみの物語ですね。
ラストのお母さん狐のつぶやきが印象的で、いつまでも耳にのこります。

新美南吉の作品は、ほかに、「うた時計」「飴だま」「木の祭り」「二ひきの蛙」「ひとつの火」「蟹のしょうばい」「去年の木」「子どものすきな神さま」「巨男の話」「一年生たちとひよめ」も朗読しております。
あわせてお楽しみいただけましたら幸いです。