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お仕事はSNS経由が9割 / フリー2年目

web制作しています、まきせです。
このnoteは、どうして私が、"お仕事はSNS経由が9割"になる過程を振り返り、活動の見直しと変化を体験談を元にまとめたものです。この時代を生きる無名フリーランスの実態フリーランスに興味がある方の参考になればと思います。興味ない目次は飛ばすと快適です。

先に結論を書きます、全てはアウトプットにあります。

会社を辞め開業届けを出しに行く

5,6年ほどweb制作会社を転々としていた僕は、仕事を辞めることをきっかけに、フリーランスになることを決意しました。当時は不安しかありませんでした。そもそも、フリーランスに向いている性格では無いからです。

2019年11月15日に開業届を提出し、晴れて個人事業主になりました。
最初の半年間は、知り合いの会社からいただくお仕事が10割を締めていました。ですが、これは自分がやりたい仕事なのかな? このまま何も考えずに生きていたら、デザイナーとして死ぬのではないかと気づきました。活動範囲を広げるために営業をすることを決意しました。

まずはSNSで実績を送る

営業といえば、制作会社にメールや電話をするイメージですが、これは非効率だと思っていました。SNSでwebデザイナーを求めている方に向けて、直接アプローチするほうが早い、と。

実態。
webデザイナー募集ツイートは多いものの、良いコミュニケーションを築けそうな募集主を探すのは簡単ではありませんでした。良質なアウトプットには、良好な人間関係が必要不可欠だと思っているので、そこは妥協できませんでした。
実際には、3社ほどDMをお送り、1社と取引をさせていただくことになりました。デザインに対しての想いや熱意など、似ているものがあり、すぐに良い環境とスピード感の中、お仕事を進めることが出来ました。私は、かなり運が良いのだと思いました。(本当にありがとうございます!)

この小さな、成功体験を期に「僕はやれば出来るのでは?」と根拠のない自信を持ちました。

アウトプットすることを意識

僕は、アウトプットを意識することと、Twitterの運用にも意識を向けました。
○ ツイートを見た人がマイナスになるネガティブは吐かない
○ 趣味で作った作品をTwitterで投稿する
○ 自分の考え方を発信
Perfumeならどうするかな?

私のような人がつぶやいて良いのかな?という不安はありましたが、SNSをうまく活用している方は、自分の考えをしっかり発信していました。この人達みたいになりたい。と思った僕は自戒を含め、少しづつ考えを発信するようにしました。それに、自分の考えを言えないwebデザイナーに誰が頼みたいのかと、思いました。

効果。
私の作品のツイートをみた方や、wordpressを触れることを知った方からお仕事の話をいただけました。以前までDMを送っていた私は、「作品を投稿しただけなのに?」と思いました。そうか、作品を通して、見ている人は見てくれているのだなと、初めて体感しました。日々のアウトプットに拍車がかかりました。(本当にありがとうございます。)

初・オンラインサロンに入会 / 価値観を変える

今年( 当時2020年 )は、自分の価値観を変えるために、今までやったことがないことをしようと、決めていました。その2つが以下です。
○ オンラインサロンに入る
SNSで顔出し
○ 飛行機に乗る,旅行する

普段、Twitterのタイムラインで楽しそうな交流ツイートが流れていた前田デザイン室に密かな興味がありました。入会を迷っており、どんなところか検索していると前田さんのnoteにたどり着きました。
そして、気になる一文を目にしました。


"大きな仕事を断ってでも面白いことがしたい、一番の答えが前田デザイン室"


仕事とは違う「前田デザイン室」でのアートディレクション – NASU-note
https://takashimaeda.jp/nasu-note/made-design-room-direction/

僕は、仕事を探している身。
それに対し前田さんは、仕事を断ってでも前田デザイン室に人生を捧げているの!?と衝撃を受けました。僕は、今までにないこの価値観の真相が知りたく入ることにしました。知るためには表面上だけじゃなく、いろんな方と交流し、イベントに積極的に参加して、誰よりも活動しなくてはいけません。

結果。
一人でこつこつ自主制作する私にはピッタリの場所でどっぷりハマっていました。

転機。
仕事の少ない僕は、暇な時間は前田デザイン室で制作に打ち込んでました。そんな、前田デザイン室での活動を見ていてくださった前田さんからお仕事としてweb制作のお話をいただきました。車のハイビームより、強い光食らった気持ちでした。(すごく嬉しい)

自分の価値観を変えずに、前田デザイン室(オンラインサロン)に入って居なかったらどうなっていたんだろうと思います。固まった価値観を変えてみることはときに大切ですね

その後、前田さんが代表を務める株式会社NASUのNASU PARTNERSとして、多種多様でクリエイティブなお仕事を担当させていただきました。

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株式会社NASUの NASU PARTNERS としてデザイン・コーディングを担当させてもらったお仕事一覧。
勝てるデザイン / BreakingDown / ONE SCENE / LUROW / おだいじにキャリア

自分の「あなたに向けたプレゼン資料」を送る

今年からは、自分の力でも開拓を進めるべく、web制作者を必要としている方に向けて、プレゼン資料を送ることを意識しています。資料を送るタイミングは様々です。また、むやみに送ることはせずに、この人と絶対仕事したい!と思うことが条件にしています。

そして、「あなたに向けたプレゼン資料です」ということが分かるように工夫しています。これは、佐藤可士和さんがテレビのインタビュー動画で「採用した方のポートフォリオは、僕に見せるためだけに作っていたことが分かった。本人に聞いたわけではないけどね」というような言葉を残していたので、それの影響です。

その他には、ケースバイケースですが、こんなことを意識しています。
○ 文字は必要最低限 2分から4分くらいで読める
○ 細かいテキストを極力入れない
○ 僕が出来る提案も混ぜる
○ ユーモアを入れる
○ 他の人が送るような内容に絶対しない

余談。
その他にも友人と知ってもらうためにはを意識した取り組みを行っていきます。webで天下取ります。


どうしてSNS経由が9割りになったのか。

今までの過程を読んでいただいた方はおわかりかもしれませんが、SNS上のアウトプットに尽きるです。アウトプット直後に、直接的な反応がなくても、過去の活動や作品を見てくださった方から、お仕事の依頼をいただくこともあります。本当に本当に本当に嬉しいことです。感謝です。
頂いた期待をしっかり超えて、webサイトをきっかけに貢献していくことが、自分のテーマでもあるので全力で楽しませてもらっています。

僕の仕事観を少しだけ、書かせていただくと、僕はwebデザイナー担当として入っても、ただデザインとコーディングを済ませるだけではなく、webサイトの構成や提案できる段階から関わるのが好きです。たとえると、webのドクターです。そのためチームの誰よりもwebを愛し、知っていないといけません。お客様の抱える問題に対し、最適を導き出せる知識も必要です。日々その精度を上げるべく研究することがデザイナーの使命だと思っています。

snsで投稿、オンラインサロン、プレゼン資料を送る。
全てアウトプットです。

ですが、アウトプットを難しく考える必要はなく、
○ 人とのやり取り
○ 自分の考えを発信する
○ 自分をさらけ出す
○ 日常系ツイート
すべてがアウトプットだと思っています。この積み重ねがいつか、実を結ぶものだと思っています。私もまだまだ、研究段階で偉そうなことは言えませんが、全て体験から語っています。

結果、フリーランス2年目にはお仕事はSNS経由が9割になっていました。
これが良いことか、悪いことかは置いておいて、常に変化し動き続けることが大切なんだと感じています。

それに、僕が尊敬している方達の過去のエピソードを聞くと、アウトプット含む積み重ねがあって"イマ"があるんだなと思うことが多いです。この共通点に気付いたので、僕も意識的に自分を発信していきたいと思います。がんばるぞ。

もし、webデザイナーをお探しでしたら、一言「webサイト作りたくて」と連絡ください。後は任せてください。



最後まで読んでくださりありがとうございます。
またね!

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