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12e étape「恋でも何でも、選択肢が減ると楽になる」

前回の記事にも書いたように、かつての私はモノトーンに寄せてコーデを選んでいました。それは自分の「好き」を形にしたものであり、ぱんぱんに膨らむイメージを、一つ一つ冷静に分解して組合わせていったものでした。

それは「好き」が生み出すプロセスだったので、結果はすべてがばっちり「正解」に当てはまりました。つまり、「なりたい自分」になれたということです。思い描いた「未来」を実現できたということです。だからなんの躊躇もなく突っ走って来られました。

でも、ある日突然、「君ってオータムカラーも似合うよね」と、忘れかけてた「本来の自分」を、心の奥を見透かすように言われたら?

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