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フラワーレメディと忍耐による回復。

おはようございます。今日は以前外来で経験した患者さんのお話をします。

その日の外来は人数も少なく穏やかでした。
その外来に、当院の通院患者さまの中でもひときわ恐がりで繊細な神経のおばあちゃんがおいでになられました。
84歳になったY.Fさんです。ー80歳の時に2年ほど介護した夫に先立たれ、以後来院のたびに亡くなった夫を思っては、外来でも、悲嘆の涙を流される方でした。

長年夫を心からたよりに思って生活してこられた様子で、旦那様をなくした直後は不安感に襲われたり、夜中に夫の霊が自宅にそっと戻って来てくれている感じがするといった訴えが多かった方です。その当時ー4年前ーからバッチフラワーレメディーをお勧めして、最初はウイロー、ハニーサックル、ウオールナット、レスキュー、ゴース、スターオブベツレヘムなどのレメディーをお飲み頂きました。

間もなく不安発作のような状態は消失しましたが、それからも彼女は外来にくる度に「夫の事を思って泣いて暮らしています。」と寂しそうにつぶやき続けました。

時間はすべての悲しみや苦しみから人を救うと言いますが、救われるまでは忍耐が必要ですね。

Y.Fさんが外来にくる度に、この方の心の悲しみが癒されるようにと願いながらレメディを調整作製しては、じっと見守らせて頂いて来ました。そして、彼女の表情が明るくなり始めたたのは、通院3年を過ぎた頃からでした。少しづつレメディーも作りかえてはきたし、できるだけ傾聴して心の中の思いや悲しみを吐き出せるように配慮はしていましたが、彼女の回復は時間と忍耐の力によるのだと、私には感じられました。

自分の過去の人生を振り返っても、大きな悲しみから立ち直るには、10年以上を必要としました。

それでも時間は必ず解決をもたらします。

ー他に解決方法がないときに、人は「時間が解決する」とつぶやくのだと、若い人は思うかもしれませんが、それは悲しい解決や諦めではなく、忍耐の果実なのだと私は思います。

悲しみ、苦しみのある時ほど、私がFBに毎日投稿している以下の言葉を思いだして、出来る限り日々淡々と過ごして下さい。バッチフラワーレメディを利用出来る人には、レメディが大きな力になるという事も最後に一言申し添えさせて頂きます。

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ゆっくり しっかり 丁寧に
急がない
慌てない
焦らない。

きちんと
しっかり
確実に。

優しく
丁寧に
愛を込めて。

全ての人と物事を
誰よりもあなた自身を
このように扱ってください。 
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クリニック光のいずみ
院長 石川真樹夫


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