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怖いのはおかしいことではない

こんにちは。

牧 菜々子です。

1歳のわが子は、アニメで怖いキャラクターが出てくる前からもう雰囲気を察知して怖がります。

わかるんでしょうね。

見えないものに敏感というか。

泣きながら「こわいー!」と駆け寄ってくる。

その時、「大丈夫。怖くないよ」とは言わないようにしています。

まずは、「怖いんだね」ということを認めるのが先です。

怖いのは、おかしいことではありません。

真っ先に「大丈夫。怖くないよ」と言われてしまったら、「あれ?これが怖いと思うのはおかしいのかな?」と思ってしまいます。

それよりも、「怖いよね。それでいいんだよ」ということを伝える。

そうすれば、思う存分「怖い!」と言えます。

「大丈夫。怖くないよ」と言われてしまうと、それ以上「怖い」と言えません。

人は、「怖い」とたくさん言うことで、恐怖を乗り越えられるものです。

大人だって同じです。

「怖くない怖くない」では、どんどん怖くなってしまいます。

「怖い」とそれ以上言わせてもらえないのが、堪えるのです。

怖いのは、おかしいことではない。

そこを認めるのが、先なのです。