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子どもを無理に寝かせようとしていた頃

こんにちは。

牧 菜々子です。

真ん中のわが子は、睡眠時間の短い子。

小さい頃からお昼寝はせず、夜も深くぐっすり眠ることがないのでおねしょをほとんどしませんでした。

夫は子どもの身長を伸ばそうと、「寝る子は育つ!」と言いながら何とか寝かせようとしていたのですが……

ある夜、寝つけずに「お母さん……」と言ってきたわが子。

「何?」

「あのね、どこか遠くに行きたい…… 1人になりたい」

眠れない自分を、誰にも見られないところに追いやってしまいたかったのかもしれません。

「眠れなくてもいいんだよ」

そう言うと、「ありがとう」と……

本当にあまり寝ない子なんだと腑に落ちた瞬間でした。

無理に寝かせようとすると、お友達や家族のことが大好きなわが子を「遠くに行って1人になりたい」なんて思わせてしまうんですよね。

将来の精神的な違和感の芽は、かなり小さい時にあるのだなと感じます。

子どもたちにこの先心配な出来事が起きても、対応はどの時点からでも遅すぎるということはないと思うので、家をリラックスできる環境にしておくようにしていきたいと思っています。