【妊娠中のこれ教えて】vol. 2 妊娠中のカフェインはどれくらいまでOKですか?
妊娠生活を安心して過ごすために
皆さんの質問や疑問にお答えする「妊娠中のこれ教えて」
第二回目は
「妊娠中のカフェインは飲んでも大丈夫?」
「コーヒー、紅茶、お茶はどれくらい飲んでも大丈夫ですか?」
にお答えします。
第一回目は「魚を食べる時に注意することはなんですか?」
ふだんカフェインを含む飲み物を好んでいる方でも
「妊娠するとカフェインを控える」という人が多いのではないでしょうか?
どれくらいなら飲んでも大丈夫なのかしら?
赤ちゃんにはどんな影響があるのか?
妊娠中だけではなく、普段、よくコーヒーやお茶を飲む方も、1日の摂取量や他の飲み物との飲み合わせについて注意が必要なので、ぜひ参考にしてみてください。
前半は、「カフェインの効果」「カフェインの量」
後半は、「妊娠への影響」についてお伝えします。
ではここからは、カフェインの効果や、量、1日どれくらいなら大丈夫か、妊娠中の注意点、運動との関係について、詳しくお伝えします。
1.カフェインにはどんな効果・作用があるの?
皆さんはどんな飲み物がお好きですか?
私はコーヒーが好きで、1日1杯飲みます。
また、食後にお茶(緑茶、玄米茶)を飲むこともあります。
どんな時にこれらを飲むかというと
・頭をすっきりさせたい時
・食後に口の中をさっぱりしたい時
私はこんな時に飲みますが
皆さんはいかがですか?
カフェインには次のような効果があります。
・カフェインの効果
カフェインを飲むとトイレが近くなるのは
カフェインが腎臓に作用して、尿を作ろうとするからです。
・夏に気を付けたいカフェインを含む飲み物
汗をかいて脱水気味の時にカフェインを一気に飲んでしまうと
体の中に水分を蓄えずに、尿としてカラダの外に出そうとするので脱水が解消されません。
汗をかいた時に麦茶が推奨されるのは、麦茶にはカフェインが含まれないからです。
熱い夏の水分補給には、カフェインを含まないものがおススメです。
カフェインに弱い人がいるように、カフェインの効果にも個人差があります。
カフェインの代謝が早い人はその効果が切れるのも早く、代謝が遅い人は長く効果が続きます。
一般にタバコを吸う人はカフェインの代謝も早いそうです。
カフェインは「エナジードリンク」にも多く含まれています。
最近、子供のエナジードリンクによるカフェインの摂取量が問題視されています。
子どもは肝臓の働きが大人よりも未熟なので、カフェインの代謝も遅くなります。
カフェインの大量摂取は「急性中毒症状」を起こすので、1日の摂取量を守ることが大事ですね。
・カフェインの急性中毒症状
このような症状が出た時は、病院を受診して治療が必要です。
カフェインの解毒剤はありません。
2.飲み物に含まれるカフェインの量
「カフェイン」を含む飲み物と一言でいっても
など、たくさんの種類があります。
では、どの飲み物にどれくらいのカフェインが入っているのか。
こちらにまとめてみました。
・飲み物100ml中のカフェイン量
種類や抽出方法(温度や時間)が違うと、カフェインの量も違うそうです。
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