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"おもたせ"にうるさい実家への帰省土産

みんなそうかもしれないが、母は娘からのプレゼントに対する目線がとても厳しい。子どもの頃、母の日に似顔絵を渡してもこれをどうすればいいのかと全然喜んでくれなかったし笑、大人になってからもお気に召さない贈り物は、それとなく遠回しに「次からいらない」という空気を醸し出す。

還暦のお祝いも、産後のお世話のお礼も、自分で選びたいからと言われ、現金だけ手渡した。それだけ物にこだわりのある人で、そんなプレゼントのかたちもアリだなとポジティブに受け止めてはいる。

しかし難しいのが帰省時の手土産だ。実家は生活に余裕があり、ほしいものはいつでも自分達で買える。そして帰省時は「何も持ってこなくていい」と口では言うものの、持っていかなければ行かないで「礼儀がなってない」という空気を醸し出すだろう。

そんなこんなで、お土産選びは毎回骨を折っているのだが、なかでも汎用性がありそうで、両親(特に母)に気に入ってもらえたような気がする商品をご紹介したいと思う。

蜂の家 まゆ最中

一口サイズで食べやすく、5種類のあんがあるので、最後まで飽きずに楽しめるまゆ最中。有名店ながら、都内と大宮にしか店舗がないので、東京土産的にも持っていけそう(シンプルにおいしいよね、私も好きです)。

赤坂柿山のおせんべい

特にシーズナル商品が物珍しいのと、おいしくて、かわいくて、高いおせんべいってなかなか自分で買わないから、買う方も楽しいです。

とらやの羊羹

困ったらこれがいい!と言われているのが、とらやの羊羹。何がいいって、味はさることながら、とにかく日持ちする。夫婦二人暮らし、賞味期限が近いとよっぽどお気に召したものでなければ食べきれない。鉄板だけど、やっぱりとらやの羊羹って強い商品だなぁと思う。

恵那川上屋の栗お菓子

母が栗好きなので。ここのお店は、とにかく栗をふんだんに使った栗そのもの!というスイーツが多く、特に秋のおもたせとして、とてもお勧め。

五千尺ホテルのスイーツ

夫の実家が松本なので、義実家から実家へ移動する年末年始は決まってこれを買っていく。

いつも市内の店舗で買っているけれど、いつか上高地の本家本元のホテルにも泊まってみたいなぁ。

大信州の日本酒

これも松本土産。松本周辺は諏訪や辰野など、有名な酒処がたくさんあるけれど(真澄とか)、辛口の日本酒が好みであれば、大信州がお勧めです。

紫野和久傳 れんこん菓子

これは番外編というか、母が上京したとき嬉々として手に取っていたことから、今度買っていこうと思っている商品。

料亭が営んでいるおもたせの店で、これまた京都・東京・名古屋のごく一部の店舗しかないので、知ってる人はもらったらうれしいお菓子だと思う。

贈り物選びは悩みすぎるくらいがちょうどいい

親以外でも、贈り物をどうするかは本当にいつも悩んでしまって、結果空回りしたり、カタログギフトや消えものなど大失敗しないものを選びがちだったりする。

だから、贈り物上手にはいつまでたってもなれないのだけれど、贈り物には思いを込める、相手のことを考えて選ぶ、という姿勢は、母から教えてもらったこととして、いつも強く持ち続けたいなぁと思っています。



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