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人物短歌②

様々な背景を持つ人物たちを主役に、短歌を綴る②



〜四季〜


愛してる
桜見上げて
笑う君
足元はもう
動かなくとも





八日目の
命転がる
雨上がり
君も去りゆく
僕らを置いて





燃えあがる
木の葉も山も
骨、肉も
魂はなお
輝きながら



君想う
雪降る夜に
口づけて
手伸ばし手繰る
命の欠片

#短歌 #創作短歌 #四季 #死期 #鎮魂  

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