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エブリデイパン食い競争ライフ

怒涛の一ヶ月を振り返る話(いつもより長文)

コロナショックを境に、世界は良くも悪くも分断されてしまったように感じる。
生活も仕事も生き方も、大きく見直さざるを得ない事態となった人は私以外にもきっとたくさんいるはずだ。

私もコロナの渦中、心神喪失数歩前となり軌道修正を強制的にかけた。

元来のんびり屋かつ不器用で心配性な自分が、直感と身体からの信号を頼りにここまで全力疾走できたことを褒めてあげたい。

職場について。
狂い始めた体制のまま所属していては身も心も果てると察し急遽退職した。

働かざるもの食うべからず な精神のもと、休養の合間に転職先を考えた。
自分は何が嫌で何がしたいか

そんなことを日がな一日考えてはなりたい自分をイメージした。

勤務中、終日同じ場所に居続けたくない
時間は有限、無意味な残業はしたくない
培った経験を生かしたい
不規則な生活から抜け出したい
過度なゴシップや悪口を見聞きしたくない
自分の人生背景に遠慮せずのびのびしたい
就業規定に乗っ取ったホワイトな職場に身をおきたい

やりたい事だけでなく、やりたくない事をクリアにしておくと「こんな筈じゃなかった」気持ちになりにくい為、何かを始めるときそれらを明らかにするよう心がけている。

イメージしたあとは、該当しそうな会社を探した。
コンサルトさんの相性も非常に良く、いいなと感じた会社にスルスルと決まった。

結果、配属先は大当たりだった。
初日から今日に至るまでずっと、スタッフの雰囲気が良い。
明るく、さりげなく人を思い遣り、コミュニケーションが密で笑いが絶えない。
終業時間をきっちり守り、心も体もゆとりをもって退社している。

自由な時間、移動時間も多く社内に篭りきりにならずリフレッシュできる。

日を浴びる機会が圧倒的に増え、ネガティブな思考が薄れていった。
肌はうっすら焼け、終始動くせいか筋肉がつきやすくなってしまったがツヤやハリは良くなった気がする。

ドラキュラのように浮世離れした夜中心の生活も気に入っていたが、新しいこの生活様式も中々楽しい。

帰省し母と話した際
「槇の人生はパン食い競争みたいね。
障害物レースみたいに、障害物だらけで苦しかったりしないの。
ただ、好きなものに向かってぴょんぴょん跳ねながらパンを勝ち取っていく感じ。
パンが中々取れないときも勿論あるけど、一生懸命工夫して最後はパンを咥えて笑ってゴールするの。
それってすごく素敵。」
と言われた。

そうか、そうなのか。
ぴょこぴょこ飛び跳ねる自分を頭に浮かべながら、妙に納得してしまった。

人生はパン食い競争。
自分のレールは飛翔力次第。

そんな風に生きてみるのも楽しそうだ。

笑ったり、転んだりしながら今日も私はパンめがけて助走する。

#人生 #気づき #振り返り #コロナショック
#生活変化 #転職 #パン食い競争 #軌道修正 #生き方


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