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働くことと産むこと

やってられない!娘もイヤイヤが炸裂してるけれどお母さんもなかなか辛いんだ。

少し前、2回目の稽留流産になって手術をした。術後の診察では異常なく、日常生活には支障はない。仕事はしばらくお休みをもらった。

この間、色々考えてしまった。迷路にはまった気分。

流産の原因は分からん。まだ8週目位だった。一般的には母親の生活うんぬんじゃなくて遺伝子レベルで成長できない運命、らしい。

ただ、そうだとしてもやはり妊娠中の働き方を考えしまう。職場はそれなりに配慮してくれたと思う。でもつわりで具合悪くても仕事の締切はある。日中は寝込んでいて、期日までに仕上げるために少しつわりがおさまった夜中に作業してた。社内の人は事情知ってるのであまり無茶は言わないけれど、社外の仕事先は妊娠なんて知らないし、休日に電話が来て延々と苦情みたいな愚痴みたいな話を聞かされる。帰宅してからも会社から仕事の連絡は来る。

これと並行して長女の世話もあった。普段なら「大変だけどまぁ何とかなるか」とこなしてきた細かいストレスがじわじわとつわりで弱っていた体とメンタルを蝕んでいた。母体にはどう考えても良くないよね。

いや、だって毎日吐いてたんですよ。そりゃ見た目に分からなくても妊娠してるだけで、大変なんですよ。

流産になってしばらく休んだけれど、2人目は欲しい…。でも2回流産して、次また同じになったら怖いという気持ちもある。でも、自分はもう30代後半だ。早く欲しい。でも、「○月にはまた仕事のピークが来て」とか「転勤が」とも考える。

仕事へのモチベーションがだだ下がり。社会の役に立つ仕事だとは思うけれど、家族と自分の健康を犠牲にしてするものなんか?出産や育休を経て「その経験は仕事に生きる」とか言われて、自分もそうしようと頑張ってきたけど、2回目の流産で「はぁ?知らん知らん!出産とか育児とか流産の経験がどれだけ仕事に生きても、家庭が不安定なら意味ないじゃん。それより、ちゃんと生まれてきてほしかったわ」という気持ちが強まるばかり。

みんな生まれてたらすでに3人の子持ち。

イヤイヤを炸裂させてる娘と同じようにヤダヤダ言いたいものよ。


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