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虫と命の大切さ

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夏休みが始まる前のこと。

授業が終わって1時間も経ってから家に帰って来た息子が、私のところに飛び込んできて泣き出しました。

どうやら、暑い中1時間もクラスメートと虫を巡って戦っていた模様。

帰り道が一緒のクラスメート君が、その子の友達にカマキリをもらったのだそうです。

虫好きの息子がカマキリの餌などについて、その子に話したりして、その子も最初は喜んでいたのですが…。

突然豹変し、カマキリ君をいじめだした、と。

息子は事細かに私に話してくれたのですが、石攻め、水攻め…。虫好きではない私でも聞いていて胸が苦しくなるようなことでした。

男の子は、やりがちなことなのかもしれませんが…。

息子はカマキリを守ろうと、とって、走って逃げても向こうの方が足が速く、力も強いので、すぐにつかまって、ぶつかってきてカマキリを取り上げられ、またカマキリをいじり、また息子が取り返して…ということを繰り返していたとか。

最後はクラスメート君がカマキリを持って走って逃げたから、家に持って帰るのかと思ったら、草むらにポイッっと捨てた…というところで大号泣。

カマキリは攻められても攻められても必死で生きようとしてた、その姿に息子はいたたまれなくなった、ということでした。

虫をめぐる男の戦いを想像した母でした。

特に何も教えていなくても、命の尊さを知っていた息子、えらいぞ。

こういうことがあると一気に人が苦手になってしまう(そりゃそうか)息子なのですが、上手に付き合いつつ、気の合う友達を見つけてほしいなと思います。


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