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文章を書くことを仕事にする

PR、ライターです。LUCIRTE

ライターの副業をしたい方、ライターを始めたばかりの方、文章を書いて仕事にしたい、という方に書いてみました。

書きたいことを書くのが一番てっとり早い

「どうしたら、上手な文章、キャッチコピーが書けるようになりますか?」時々聞かれます。

実践を積んで上達させていくしかないのですが、早く上達したいなら、好きなことを書くことから始めればいいと思います。

好きなことについて書いてお金をいただくのは、今のこの業界では簡単ではなくなっているのかもしれません。巷に溢れている初心者でもできる書く仕事のなかに「好きなこと」がある人はラッキーですが、ない場合がほとんどじゃないかな。

目先の報酬にとらわれず、あえて自分が好きなことにテーマに絞ってブログの記事を丁寧に書き続けていく、とか。仕事だと思って。好きな雑誌に投稿してみたり。

自分が好きなことやモノの魅力をめいっぱい伝えたいなら、どう書いたらいいのかをしっかり考えながら。

好きなことを書くのは、楽しいですよね。書くことがそんなに好きじゃない人でも苦痛じゃないと思います。作文が苦手なうちの子もゲームのことだったら、自分が描いた絵に長いキャプションを書いています。

嫌にならずにたくさん書くには、好きなテーマから始めるのが一番だと思ういます。

私の場合。読者コーナー投稿からライターへ

私は、最初は好きな雑誌(かどうかは分からないけど、海外在住だったから手元にあった雑誌はそれだけでした)の読者コーナーに、とっても感動したこと、知ってほしいことを書いて送りました。そしたらそれが採用されて、掲載誌が海外の自宅まで届き、ものすごく嬉しかったことを覚えています。

スペインの食にとても魅力を感じていたから(今でもですが)、食に関連する雑誌でした。このテーマでもっと書きたいなと思って、食に関連する雑誌を調べてお手紙を送り、海外からの話題を集めたコーナーに寄稿できることに!(料理や製菓を学んだので、それを実績にして)

今思いましたが、20年近く前に何気なくしていたことは、昨年学んだPRでした。

さて。好きなテーマについて書いてお金を頂けるチャンスを得たものの、初めての記事はさんざんでした…。何度も何度も何度も書き直しをしなければならなくて、見ていた夫は、「もう辞めたら?そんなの続けていけないでしょう」と言ったのですが、私は辞めませんでした。メールじゃなくて、FAXでやり取りしてましたよ。しかもFAXを持っていなかったから、すぐにデパートに買いに行って。ジョーシンとか家電屋さんないからデパートに。

そこが分かれ道だったのかも。小さいもの1つ買うにも大抵悩む私なのに、なぜあの時FAXを買うことに迷いが全然なかったのかが今でも不思議。そういう運命だったのかもしれません。

何度も何度も書き直しは、しんどかったけど、私は書きたいことを書いていたんですよね。私が紹介したい、知ってほしいと思ったお店について。その気持ちは嘘じゃなかったから、辛くはありませんでした。

全部書き直してください

最初はそんな感じで書き直しばかり。赤を入れられるどころか、1から書き直してくださいと言われたことも。でもやっていくうちに、コツは掴めてくるものなんですね。

それにやっぱり好きなこと、知ってほしいことについて書いていて、編集者さんは、「ここの部分が分かりにくいですよ。もっと別の表現で」と、よりよく読者の方に伝わるように知らせてくれるので、ある意味有難く感じてもいました。

SEOに魂を売ったこと

私自身の経験から、ライター初心者が金銭的に十分な報酬を受け取れるまで、めげずに続けていけるには情熱を持てるテーマについて書くのが、一番簡単だと思います。

時代は変わり、書くお仕事もネットが主流になりました。かなり熟練を積んでからしたお仕事ですが、SEOだけを考えた記事を書くお仕事は、結構辛かったです。リストがあってそのなかのどの商品について書いてもよかったのですが。

どの商品にも何の思い入れもなくって。例えばなんとかの椅子とか、貯金箱とか。私見を書くのではなく、すでにある情報をまとめ直すお仕事でした。調べたことが知識として身に付くはずもなく…。SEOに書き手としての魂を売ってしまった…と思いました。弘法大師さま、ごめんなさい…と。

書いても書いても書き終わらない記事。文章を書くことを、あんなに難しいと感じたことはありません。よくあるお仕事だから、ライター初心者の方はしたことがある方が多いかもしれません。リストの中にたまたま好きなものがあったらラッキーですね。

だから、できればまず、好きなこと、人より少しよく知っていることについて書けるように、動いてみませんか?そのほうが絶対に早くライティング技術が上達するし、書く仕事を続けていきたいと思えるはず。

性別、年齢、国籍とか関係なく。自由で自立した、あなたらしいジンセイ、選びませんか?思うところいろいろ書いています。フォロー、スキ、サポート感謝です!