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小学校特認校のこと~高橋まきことおしゃべり会~のレポート

こんにちは!!
中央区在住、ママインターンのMです。
私は未就学児2人のママなんですが、小学校入学を目前にして、小学校関連の情報については何よりも興味があります。中央区には小学校の特認校制度というものがあり、ネットを中心に情報収集しまくってますが、なかなかリアルな情報が手に入らずに困っておりました。
私も含めて、そういう方々のリクエストに応える形で、先日、高橋まきこ議員が主催の「小学校特認校のこと~高橋まきことおしゃべり会」が開催されました。
リアルで貴重な情報が盛りだくさんの会になりましたので、その内容をレポートいたします。
中央区の特認校にご興味がある方に、少しでもお役に立てれば幸いです!!!


小学校の特認校制度とは

中央区では基本的には通学区域があり、小学校は自由に選べないです。
特認校制度とは、通学区域を前提としながらも、施設に余裕のある学校を「特認校」として指定し、その特認校には通学区域に関係なく、希望により就学できる制度です。現状では、毎年申込者が募集定員より多く、抽選になるケースが多いです。
令和6年度は、5校が指定されています。(全16校から自由に選択できるものではありません)

令和5年度特認校一覧と抽選の倍率

城東小学校 →募集定員40 →申込者数124
泰明小学校 →募集定員30 →申込者数41
京橋築地小学校 →募集定員20 →申込者数22(抽選なし)
常盤小学校 →募集定員20 →申込者数85
阪本小学校 →募集定員20 →申込者者数62

※学区の児童が最優先ですので、定員数は変更となる可能性あります。
※特認校には「プレディ(放課後教室)」がないです。

特認校制度の申請の流れ

  1. 学校の情報収集をする。中央区教育委員会の発行する「中央区立小学校案内」や学校ホームページ等で、学校概要や特色などを確認する。

  2. 希望校のホームページで教育方針等を確認する。申請に必要な「教育方針等確認書兼誓約書」を印刷する。

  3. 特認校制度の申請手続としては、「特認校就学申請書」、「教育方針等確認書兼誓約書」などを受付期間内に申請する。

申請受付期間

(令和5年の場合)10月1日から10月15日

申請結果

(令和5年の場合)11月上旬に結果がお知らせされます。受け入れ上限を超える申請があった場合は、抽選を行います。

※詳細は、中央区のホームページをご確認ください。
※2023年10月時点の情報です。
 ご検討される場合、必ず最新の情報をご確認ください。

おしゃべり会のトピックスと感想


おしゃべり会に参加されたメンバーは、特認校制度を利用して入学された、
①城東小学校の保護者、②常盤小学校の保護者、③阪本小の保護者、
特認校に興味のある未就学児の保護者数名、というメンバー構成でした。

・特認校の保護者の方が特認校を希望されたのは、児童の生徒が少なく、きめ細かい指導が受けられるのではないか、というお考えの方が多かったのが、印象的でした。また、それぞれの特認校の特色ある教育が目的で、希望されている方も多かったです。
※それぞれの特認校の特色は「中央区立小学校案内」をご確認ください。

・特認校に入学してみてよかった点としては、1学年の人数が少ないので、先生と距離が近く、問題が起こった際に解決されやすいと思う、とのことです。また、特認校それぞれの特色ある教育もよかった、とのことです。

・1学年1クラスではクラス替えがなく、それが大変な部分もあったので、子供が、中学校ではクラス替えがある学校を希望したケースもあるそうです。

・特認校はPTA活動が熱心で忙しいですが、広いエリアから通学をしているので、保護者同士のコミュニケーションがとれる点が良い、とのことでした。

・特認校に入学後、保護者の方からの感想としては、それぞれの特認校の校風と子供の個性とのマッチングが大事だそうです。

・今年度は、中央区の校長先生の移動が多い年だったそうですが、特認校では校長先生が変わっても、それぞれの特認校の校風は変わらない印象、とのことです。

・特認校を検討している保護者が心配している点は、通学に距離がある問題、放課後の過ごし方など、とのことでした。通学に負担がかかる分、中学受験に不利にならないか、などを質問されていました。

・月島エリアから、城東小、常磐小、阪本小には、スクールバスがありますが、その他にはないそうです。放課後の過ごし方は様々ですが、特認校からそれぞれの学童クラブへの移動が遠いケースが多いので、その点が課題だそうです。

補足しますと、「学童クラブ」とは、中央区が運営する、小学生の放課後の居場所のひとつです。
その学童クラブは、中央区の以下の8つの児童館にあります。
①築地児童館 ②新川児童館 ③堀留町児童館 ④浜町児童館 ⑤佃児童館 ⑥月島児童館 ⑦勝どき児童館 ⑧晴海児童館

中央区の小学生が、学童クラブを利用する場合、この8つの児童館のどれかに、放課後に移動することになります。
それぞれの特認校に通いながら、学童クラブは自宅の近くを利用するケースが多いそうで、特認校から自宅の最寄りの学童クラブまでの移動が遠く、課題となっているようです。
小学校1~2年の頃は、この移動が遠いのが心配なので、送迎付きの有料の民間学童を利用されるご家庭も多いと聞きました。
また、そもそも特認校の近くには学童クラブがないです。

私個人としましては、うちの学区の小学校と学童クラブの両方が自宅から大変近く、子供が遊びなれた場所なので、その立地は最大のメリットだと考えています。しかし、特認校の特色ある教育内容にも大変魅力を感じております。学区の小学校と、特認校のどちらを希望するのか、現在も大変迷っています。

その他、民間学童の話、中学受験の話、高学年になってからの通塾の話、ここだけの話が盛りだくさんで、大変参考になりました。
私個人の感想としては、学区の小学校に通うメリットも大きいと考えているので、子供の個性とのマッチング、保護者の要望とのマッチングを重視して、自分の子供の小学校を選択したいと思いました。

是非、おしゃべり会にご参加いただいて、次回は、特認校の保護者の方からリアルなお話を直接お聞きください!!!
皆さまのご参加を心からお待ちしております。

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