「不完全な母」のススメ

この前、とある場所で働くお掃除ロボットのルンバを見て思ったこと。

自動でちゃんとプログラムされた通りに動く家事ロボットや、人間よりも賢くて正確なAIロボット。

近い将来、AIに人間の仕事は奪われていく、と言われていますよね。

見事に働くルンバを見ながらそんなことを考えていたのですが・・

「いや、人間は不完全だからこそ価値がある！！」

という言葉が頭に降ってきました。

人間は、不完全で失敗するし、感情的になるし、気分にもムラがある。

でも・・・だからこそ魅力的ですよね。

なんだか無性にそんなことを感じたのです。

人間は不完全な生き物であり、
自分が不完全であることを認めること。

このことの大切さは、小学校教員時代にも感じていました。

先生の中には、いつも用意周到で失敗が少なく隙のない方がおられます。

そんな先生が担任するクラスは、一見きちんとしているように見えますが、子どもたちも失敗を恐れるような雰囲気になってしまいます。

逆に、不完全であることを隠すことなく子どもの前でさらけ出す先生のクラスは、子どもたちも寛容になり、失敗を励ましたり助けたりするようになる傾向にあるんですよね。

これ、家庭内でも同じだと思います。

特にお母さんは、自分の不完全さをさらけ出したらいいんです。

気分が乗らなくて子どもの行動にイライラしちゃってもいいんです。

家事が苦手で掃除を完璧にできなくても、料理の品数が少なくても、全然問題ナシ！！

子どもたちは、そんな不完全さを見せてくれるお母さんをより愛してくれて、より助けてくれて、より安心感をもつことができると思います。

お母さんが不完全で困っている部分を助けることで、その子はさらに成長ししかも貢献感を感じることもできますからね。

よいことづくしです♡

良いお母さんになれない自分、イライラしちゃう自分を責めたりすることなく、自信をもって「不完全な母」をしていきませんか？？

人間がAIに負けない部分は、絶妙に「不完全」であることだと思います。

毎日堂々と「不完全な母」として生きている私がオススメします（笑）。

世の中のお母さん方、頑張り過ぎずに一緒に不完全さを全面に出してやっていきましょう♡

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