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もりきょんくん!


ちょーのくんと
てんびん座というユニットを組んで
noteでマガジンをやっていた、もりきょんくん。

彼らの、やりとりを、見るのも楽しみで
その二人の間にあるものを感じとっては
満たされていた。

いつだったか、twitterで
私も「てんびん座」だということで
やりとりした時に
「ぼくらってなんか衝動的なとき、ありますよね。」と
返してくれて
「ぼくら」の中に、私も含まれていることが
嬉しかったのを覚えている。

それから
ショートショートやDecchiの配信を
見せてもらったり
スペースの音声配信を聞いたり
なんだかんだで、実際に会えたのは
7月の「てんびん座」主催の「本屋夜話」の時だった。

こちらは、すっかり、知ってる感があったけれど
もりきょんくんにしてみれば
私とは、本当に初対面だったにも関わらず
すーっと、寄り添って、話を聞いてくれたり
その垣根の無い感じが心地良かった。

8月に
「祈りの花瓶展」で企画されていた「まち歩き」の
『参加者ゼロですー、』というストーリーを見て
たまたま長崎に居た私は、参加してみることにした。

会うのは、2回目である。
Decchi Episode 0 出島の裏表紙に
もりきちくん、ちょーのくんに、サインをもらっていて
いよいよ、もりきょんくんに書いてらって、コンプリート。
サインとともに、祈りの花瓶のイラストを添えてくれた。

まち歩きの中でも、メンバー4人で、いろいろ
話せた時間は、とても有意義だったし
実際、その時
長崎の人は、距離感が近いと感じていることを
話した気がする。

もりきょんくんが暮らす「つくる邸」にも
ずっと、行ってみたいと宣言していて、お盆明けあたりに
一度、時間を作ってもらっていたものの都合がつかず
これまた、10月の終わりに、叶うことになった。

前日に、予定通りに伺っても大丈夫ですか?と
確認のメッセージを送ると
「OK」の返事と「ご飯、どうします?」と。
流れで、一緒に鍋をつつくことになった。
その距離感が、とても嬉しかった。
材料の買い出しも、一緒に行くことにして
もりきょんくん行きつけのスーパーの前で待ち合わせ。

早めに着いた長女と私は、その町の日常を目にして、ほっこりする。
さっき、電車から見えた夕焼けも、18:00を過ぎると、すっかり真っ暗に。
「PEACE」のロゴ入りのパーカーを着て現れたのは、ハードスケジュールにも関わらず、それを感じさせない爽やか青年だ。
初対面の長女にも、すーっと馴染んでくれた。

いつの間にか「情熱大陸」的な密着取材風になり
長女は、カメラを回したいとまで、笑
もりきょん鍋の材料を買い揃えて、いざ「つくる邸」へ!

前日に、県外からやってきた修学旅行生を「つくる邸」に
案内したそうで、私たちも同じルートで。
初めての「スカイロード」。
斜面地に沿って、エレベーターが昇っていく形。
毎日の暮らしで、日常的に活用されてる方も多い。

箱から降りると、広がる夜景に、歓声を上げてしまう。
昨日の中学生より、リアクション良かったと、
褒められたのか?わからないけど
長崎に暮らしてたからこそ
まだ見ぬ長崎の知らない顔に遭遇すると、感動も大きいようだ。
この景色は、この町の宝だし、一人で作れるものでもなく
やっぱり、地形と、歴史あってこそだと思う。

この風景が日常に、帰り道にあるということ。
これもまた、大学卒業後に、長崎へ残った理由の一つなのかもしれない。

初めて訪れた、夜の「つくる邸」。
折々に、その様子を写真で見たことがあったけれど
それだけでは無い
「実家」のような雰囲気に
「ただいまー」と言ってしまう。
鍋の準備も進めながら、インタビューは続く。

もりきょんくんは
つくる邸を拠点とした地域の活動にも熱心だし
ライター、カメラマン、木こり、消防団、、、などなど
いろんな顔を持っていて、その幅広さに
いつも、関心していた。

最近では、ピアノを練習する様子もストーリーで。
そのことも、聞いてみたかった。
振り返れば、大学生の頃のゼミの先生がキッカケとのこと。
ピアノへの憧れは、合唱コンクールで
伴奏する男の子を見た頃からあったようで
大人になって、ジャズピアノの演奏を肌で感じ
自分も、ピアノをやる!と、誕生日に宣言したそう。

その音楽教室の発表会が、いよいよ迫っているらしい。
ツイートでも、その緊張感が伝わってきていた。

1歩めの軽やかさ、やってみること、
そこが、もりきょんくんの尊敬できるところだ。
でも、決して、手当たり次第でも、闇雲でも無い。
一見、幅広く感じてしまう興味関心も
一つ一つのキッカケを聞いてみると
人との出会いや、タイミング、ごくごく自然に
自分の傍にある、チャンスを自ら選び抜いている気がした。

もりきょんくんへ、聞きたいことが、たくさんあって
聞く側のつもりだった「鍋」の会も
気が付けば、私が、喋っていて、それは
自然と引き出される感覚だった。
話す言葉の奥にあるもの
芯や軸に迫るもの
そこを見極める目を持っているよう。

長崎に暮らして
つくる邸で、いろんな人を
受け入れてきたことで
培われただけでない
彼自身の個性。

寄り添いサポーターのような
ソフトな物腰の中に
しっかりと自分軸があって
秘めた熱いものも感じた。

そして、まだまだ
知らない「もりきょん」が、隠れている気がしたから
これから、また、いろいろと
発掘していきたいな、と思ってるよ。

ひょんなことから知り合った
makijaku母娘を
「つくる邸」という名のご自宅に
快く招いてくれて、受け入れてくれて
本当に、ありがとう。

遠方に暮らす息子の家に来たような
そんな「母」のような感覚も味わえて
とても楽しかったです。

「母」目線でも、勝手に太鼓判を押します!
始めた1歩、続けてきてることが
もう、すごいんだから。
発表会も、楽しんで!

明るい時間の「つくる邸」も
景色も、体感したいから
また遊びに行くね!

カメラの会も☆

やってみたいことがいろいろだ!

そうそう!
「モル商店」でのお買いものも
来年以降になりそうだけど
相談させてもらうね☆


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