部署の合併 その2

合併当日

とうとう部署の合併当日になった。
出社すると窓際の席に、遠巻きにしか見たことのない受電端末が3台とあちらの部署のマニュアルが4冊ずらりと置かれていた。
そしてあちらの部署のリーダーであるマン汁さん(名前の理由は後日記事にする)とシナモンさん(言わずもがなサンリオのシナモンが大好きな人)を紹介してもらった。
あちらの部署にはおじさんオペレーター(不倫常習おじさん)が1人いて、その人は21時〜23時まであちらの部署に座って優先的に入電を取り、私はこちらであちらの部署のあふれた入電とこちらの部署の入電を取ることになった。

しかしあちらの部署の受電端末が鳴る鳴る。
その度にオペレーターである私と不倫常習おじさんが入電を取らされた。

23時からは長谷兄とあちらの部署のリーダーの老害おばさん(今の同僚)が出社したので紹介してもらった。
部署が合併してから就業時間が11時間拘束ではなくなり、早番・遅番・通しの3パターンに分かれるようになった。私とマン汁さんとシナモンさんは主に早番、長谷兄と老害おばさん、ハゲは主に遅番、阿佐ヶ谷姉妹と不倫常習おじさんは通しの8名で回すことになった。

部署のマルチ化が半ば無理やりスタートした。