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アンガーマネジメントワンポイントアドバイス①

【ご相談内容】
とある会社さんに仕事で何回か入っているのですが
上司が部下のちょっとしたミスで、人前で声をあらげる場面を何度も何度も見ました。
部下の普段の言動にもイライラしてしまっているようです。
上司はパワハラにならないようにしたいみたいですが、
もともとの短気な性格もあり部下が仕事に戻ってからも、イライラ。
部下は部下であんなちょっとのミスで…と席に戻ってからもイライラ、まわりに愚痴を言います。
こういうとき、この2人の怒りの対処法はありますか?



①     衝動のコントロール ②思考コントロール ③行動コントロール

ですが最も簡単で誰でもできるコツは
【6秒待つ】です。

上司は、相手が部下の場合待つことなく物を言っているケースは多々ありますよね。
でも相手が目上の人だと待てるのです。つまりできるということ。
自分より下と感じている部下や取引先など、自分が有利になっている場面では、待たずに衝動に駆られてうわっと言ってしまいます。

怒りは上から下に流れると言われます。
衝動的な怒りに任せずに、上司も部下も子どもも大人もまずは「6秒」待つことから始めてみましょう。
その6秒の間にリクエストしたい内容を考えておくといいです。

やられたらやり返すと言われるように、怒りでぶつけられると怒りで返したくなるものです。上司である怒る側はとにかく「怒り方」を身につけてほしいなと思います。

みんなあなたと同じ「べき」を持っているわけではありません。
伝え方、言い方次第でイライラしなくなっていきます。

上司が「こうしてほしかった」ときちんと伝えることができれば、
部下も「そうだったんですね。勘違いしていてすみません」と思うことができます。
職場の雰囲気も悪くならないですよね。

どちらが先、ということはないけれど、やはり上に立つ者が怒りの取り扱い方を学び、怒り方を変えていくことが大切と感じます。
他人は変えられないけど自分と未来は変えられます。

まずは自分が変わって対応していきましょう。
そのためのアンガーマネジメントです。

アンガーマネジメントを身につけると
コミュニケーションスキルが向上し人間関係がよくなります。
職場での言い争い戦いが激減。社員やスタッフのストレスも軽減されます。

怒りの感情を我慢することがコントールできている、ということではありません。
怒りやイライラを適切に管理できるようになることが、コントロールできている状態です。適切に感情を管理すると、労働環境にプラスしかありません。

ぜひアンガーマネジメントについて知って学んでほしいと思います。

ご相談やご質問お待ちしております!


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