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1-9-1.消える筆記用具は使わない

■受験票を眺めながら。

 11月中旬、第36回社会福祉士国家試験の受験票が届きました。
 これでやっとスタートラインに立てたような、競技場の外をぐるぐる回っていたのがようやく競技場の中に入れてもらえたような。
 そんな気分です(;´Д`)

 2月にはいよいよコースを目前に240分のゴールに向かって駆け抜けるのでしょうね(まだ実感ない)。


■ケアマネ更新Ⅱも終わりました。

 そして、10月~12月に実施した専門研修課程Ⅱのオンライン研修も無事終了しました。あとは年明けの修了証到着を待つのみです。
 そういえば、ケアマネジャー試験の時も受験勉強と認知症リーダー研修が被っていて、ダブルスタディでした。あのときと状況がとても似ています。


■いよいよ、2月本番に向けて。今の学習状況。

 そういうわけで、2月4日の本試験に向け総仕上げの時期になりました。
 過去問アプリは頻度を落とし、同じ過去問でも紙ベースで行うことにしています。解答は問題集からコピーしたマークシートを使います。

 スマホから見る字面と本から見る字面とでは、やはり読み込み速度が違います。文字の大きさも違えば、明るさや視線を動かす範囲も変わります。
 デスクにちゃんと座って、問題集を広げて、時間を図りながら同じ姿勢で解き続ける・・・それだけでも体感的にスマホ学習とは違うものがあります。
 もちろん、ここでのマークシート記入は鉛筆がメインです(たまにボールペンを使いますが訂正がバツ印になるなど、汚くなりますね・・)


■で、日頃の勉強はどう変わったか。

 休日など、まとめて時間が確保できる時は、通しで共通・専門を解くようにしています。1問1分がベースです。
 そうして時間を計りながら、目の疲れや肩の凝り(若くないので)、お尻の痛さなどを感じています。あと、本番は広いホールになりますから、寒さ対策も考えておかないといけませんね。


■日々の学習はジェットストリーム0.38で。

 で、ここからが本題。
 ノート学習の時期はとうに過ぎましたが、1年6か月前のスタートラインから1年3か月くらいの期間、わたしは参考書や教科書を頼りに知識の吸収期間にしています。
 そこでのノートまとめは、後になって大きな宝となります。
 自作参考書ですね。
 今、わたしはこの自作参考書が(復習ノートも含めて)7冊になりました。

 各ノートには簡易な目次をつけますが、だいたいノートのどの部分に、どんな書き込みをしたか憶えています。「あそこに赤枠を大きく書いた」とか「眠くて字が汚くなった」とか、そんな視覚記憶とでもいうか、状況記憶もセットになって情景が浮かびます。

 なので、気になる用語にぶつかったときは、まず自作ノートをめくります。必要に応じて書き込みを加え、さらに知識の定着を図ります。

 そして、ノートには必ず消えないペンを使用します。
 シャープペンシルはいけません。
 消えない筆記用具を使うことで、緊張感を保つためです。書き損じは修正テープを使用しますが、この修正テープの使用頻度が増えると勉強はストップです。
 集中力を欠いた中で、時間ばかり稼いでも意味がないからです。

 ボールペン学習は、ケアマネ試験当時からずっと続けています。
 わたしはジェットストリームの0.38を愛用しています。
 しかしこのジェットストリームは紙との相性が難しく、例えば手帳に多用されるトモエリバーとの相性は最悪です。MDペーパーのような厚い紙だとスルスルと書きやすく、時間がたっても文字が滲むことはありません。
 
 なので、ノート選びは重要です!(もう勉強以前に文具マニアが優先されてる・・)。
 ジェットストリームはインクの性質上、時間が経つと油が滲んで裏抜けしてしまうものも難点ですね(セリアの368ノートなど顕著)。


■ボールペン学習のメリット・デメリット

 まとめます。
 ボールペーンを使ってノートを作ることの意義は、
 ①集中力を高めるため
 ②書き損じの頻度で(修正テープで見える化)、勉強の切り上げ時を知る
 ③字引・参考書として使うため、明瞭な筆致(活字感覚)で残せる
 ④文字のゆがみ、ラインの汚さも修正できず、ミスとして記憶に丸ごと残すことができる 

 マニアックで変態チックですがw、ボールペンでの要約並行一発記入は、このようなメリットがあります。

 一方デメリットは、
 ①替芯の費用が高い
 ②重いペン(多機能ペンなど)を使うと疲れやすい
 ③消しゴムで消せない
 ④本番のマークシートは鉛筆

 ・・こんな感じでしょうか。
 ノートの要約記入については、「1-8.記憶は結晶化させる」でも触れましたが、頭を使いながら自分で消化しやすい要約を心掛けます。かつ、消えないペンを使うという緊張感を持続させながら、自分だけの辞書(もはや参考書ではないw)を作り上げてください。

            * * *

 今回はとても素敵なペンのイラストをお借りしました。
 ありがとうございます。
 このあと、河野玄斗さんの10時間(あ、今週は8時間になってる)勉強ライブが始まりますよ。

 みなさん、追い込みです!


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