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2018/10/14 ブラックスワンは世界を変える

「ブラック・スワン」という映画もあるのだけど、今回の「ブラック・スワン」はこの本のこと。

■「ブラック・スワン(黒い白鳥)」とは何か?むかし西洋では、白鳥と言えば白いものと決まっていた。そのことを疑う者など一人もいなかった。ところがオーストラリア大陸の発見によって、かの地には黒い白鳥がいることがわかった。白鳥は白いという常識は、この新しい発見によって覆ってしまった。「ブラック・スワン」とは、この逸話に由来する。つまり、ほとんどありえない事象、誰も予想しなかった事象の意味である。タレブによれば、「ブラック・スワン」には三つの特徴がある。一つは予測できないこと。二つ目は非常に強いインパクトをもたらすこと。そして三つ目は、いったん起きてしまうと、いかにもそれらしい説明がなされ、実際よりも偶然には見えなくなったり、最初からわかっていたような気にさせられたりすることだ。

「白鳥は白い」という概念はたった一匹「黒鳥」が発見されることによって、成り立たなくなる。

で、先日それに近い体験をした。

これは恒常的にアメリカのTV番組でみられる光景という訳ではなく、Child Caring Weekということで特別に、ではあったみたいなのだけれど、そうか、子をおんぶしてテレビに出る人もいるんだ、というのが私にとってのブラックスワンになった。

更に私が呟いた一言に対してなかじぃ2号さんという方がこんなコメントをくれた。

なかじぃ2号さんはダンナ様が単身赴任中の中、ふたりのお子さんを育てていて、最近育休復帰されたDrだ。絶対毎日忙しいのにどこか楽しそうだし何よりダンナ様とラブラブだ。私の中ではかなり理想のワーママ。

そんななかじぃ2号さんが私生後2か月から保育園です、て教えてくれた。そう、生後2か月から保育園の人はいて、ちゃんとすくすく育たれている。

先日生後6か月の子が認可外の保育園で亡くなった。そのニュースへのコメントで「そんな月齢から子を預けて働くなんて」「そんな低月齢から預けられた子はまともに育たない」的な意見を大量に目にし、生後2か月から子を預けている私はそれ以来何だかどんよりとしていた。だけど、上のツイートと、そしてなかじぃ2号さんのコメントで、笑っちゃうくらい気分が晴れた。まるで世の中は低月齢で子を預けながら働く母がたくさんいて、そっちの方がむしろ当たり前かのように。

インターネットのおかげで自分に近い信条を持つ人が容易に見つけやすくなった。人の数だけ生き方がある。だからどうせみるなら、自分と同じ未来をみている人を探すといいのだとおもう。

そしてこうも思った。自分がただひとりの例外、ブラックスワンになることを恐れてはいけない。ブラックスワンが世界を変えていくのだから、と。

そのほかあったこと。

木曜はベビースイミングの見学。平日に連れていくか土曜に連れていくか迷っていたのに、土曜はそもそも定員いっぱいで1年待ちと聞いてびっくり。東京はいろいろな習い事があるけど倍率も高い。早め早めで動かないとなあと気分が引き締まる。

その後彼がランチで抜けられるというので、子を預けた後にクラシカ表参道へ。ここ最近食べにいったちょっといいランチの中でいちばんお薦めだった。

クラシカ表参道
050-5570-4831
東京都渋谷区神宮前5-51-1
https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13170836/

その日は色々たてこんでいて明け方まで仕事。相変わらずほぼ徹夜で仕事してやりきった時の気分が高揚する感じ、スキだなあと思ってしまう。

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