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40代英語未経験が通訳案内士をめざす ~1~

バックグラウンドは重要!

SNSで見かける英検一級、TOEIC990点満点などのすごい人たち。
でも気を付けないといけません。
よくよく読んでみると実は帰国子女だったり、英語学科卒だったり、留学経験があったりするのにあまり書いていない人もいるんです。

正直、そういう人は「出来て当たり前」です。
バックグラウンドがまったく違う人の勉強法をそのままマネしてもうまくいかないことが多いです。

だから私は先に自分の英語学習歴を書いておきます。

■中学~高校(昭和~平成初期)
中学の授業で初めて英語を学ぶ。当時地方で「英会話スクール」などというハイソなところに通う子はいなかった。(都心にはいたかも)
学校の英語教師に恵まれたせいか英語は大好きな教科になり、英語だけは東大に行った子よりできた。特に文法は大得意。英語学科に進みたかったのに親に理系に行けと言われ泣く泣く断念。ちなみに塾ナシ。

■大学(90年代)
現役で理学部化学科に進学。毎日講義・演習・実験で忙しく、今の学生みたいに意識高くプライベートで英語の勉強はほとんどしなかったが「ヒアリングマラソン」は購入、しかしほとんど聴かずに終わった。実質、大学の授業のみ。

■社会人(90年代後半~2000年代後半)
社会人二年目くらいで初めて受けたTOEIC IPテストは600点台。
ただその当時は「TOEICってなに?」という時代で、問題集など皆無。そもそもどんなテストか誰もわからずぶっつけ本番で受けるものだった。
ちなみに一橋大学や京大卒の上司でもスコアは私より低かったくらいで、基本的に英語圏に在住経験がないとハイスコアは無理な時代だった。

2000年初頭に教育訓練給付金が大盤振る舞いの時代があり、ベルリッツのグループレッスン(1年)が60万円→40万円くらいになったので2年通ったが、OLの知的習い事レベルに終わった(←これは自分のせい、ベルリッツは良い学校でした)。

2005年にちょっと勉強して受けたTOEICは、IPではなく公式テストで740点。このころも問題集の種類は少なく、パート別問題集なんてのも皆無の時代だった。

ハイ、これだけです(笑)

お若い方は想像できないと思いますが、今の中高年が若かりし頃はスマホやオンライン英会話なんてなかったのです。そもそもネイティブの音声ってものは「ヒアリングマラソン」や「家出のドリッピー(←昔の人は知っている)」的なウン万円もするお高い教材一式を購入しないと聴けないものだったのです!

ところが40歳を過ぎ、知人から「通訳案内士試験にTOEIC免除ができたからこれを取ってオリンピックの通訳ボランティアをやろうよ!」と誘われ、転機が訪れるのです…

~To Be Continued~

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