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洋楽100曲チャレンジNo.1『A Whole New World』

みなさんこんにちは!
洋楽を100曲覚えたら、英語で日常会話ができるようになるのか
検証中の麻希亜です。

このチャレンジについて書いた記事はこちら↓↓

今日は記念すべき1曲目の記事を書きます。
選んだ曲はディズニーのアラジンより
『A Whole New World』です!

『A Whole New World』

I can show you the world shining, shimmering splendid
僕は君に輝く素敵な世界を見せてあげられる

Tell me princess, now when did you last let your heart decide?
教えてお姫さま、君が最後に君の心に決めさせたのはいつだったのか。

面白い表現ですね。letは使役動詞なので
 let [目的語] [動詞]:[目的語]に[動詞]をさせる
という意味になりますが、意訳をすると「心に従った」などになるようです。

I can open your eyes, take you wonder by wonder
僕は君の目を開かせ、不思議な(世界?)へ連れて行かれる。

この wonder by wonder には大分悩まされました。
調べてみると、確かに
 step by step:1歩ずつ
 day by day:1日ずつ、日ごとに
などの言葉で使われている「by」と同じであることに気付きました。
何というか、少しずつというか「wonder」を強調するための表現だと思っています。

over sideways and under, on a magic carpet ride
上、横、そして下へ、魔法の絨毯に乗って

on [名詞] ride という用法ももしかしたらあるのかと思いましたが
探しても見つからず。
飽くまで歌の歌詞なので、リズム感を良くするためのこの語順になっているのかな。

A whole new world
新しい全ての世界

A new fantastic point of view
新しい空想的な視点(意訳すると景色?)

かなり細かいことですが、ここで使われている冠詞は「The」ではなくて
「A」になっていますね。
theでないということは、ここで歌われている「world」が
自分たちが住んでいる所とは、別の場所を指しているのだと
思っていいのではないかと思います。

No one to tell us 'no , or where to go, or say we're only dreaming
僕たちに「ダメ」と、行くべき場所を、僕たちがただの夢だと
誰も言いはしない

これの no one to tell の「to」にも悩んだのですが
There is no one to tell と補完している解説があり、納得。
where to go は 疑問詞 to do の形ですね。
使えると結構便利、と聞いたことがあります。

A whole new world, a dazzling place I never knew
新しい全ての世界、眩しい場所、私知らなかったわ。

I don't know. という表現は良く使いますが
I never knew. も「知らなかった」という意味になるようですね。
ただし「never」を使っているので、knowをかなり強調していますよね。
この曲の雰囲気からしても、ただ「知らない」ということを言いたいというより
ジャスミンの強い感動を表しているのだと思います。

But when I’m way up here, It's crystal clear
ここまで上ってきたら、それは水晶のように済んでいたの。

「be way up here」については、色々調べてみたものの
あんまり納得できず…。
ただ「up」があることから「上へ移動してきた」というニュアンスはありそうなので
ここではこの訳にしてみました。
「正しい歌詞は『when now from way up here』」という意見もありましたが
こちらの歌詞の方が多かったので、この歌詞で書いています。

That now I'm in a whole new world with you
私は今、あなたと新しい世界にいるの

(Now I’m in a whole new world with you)
(僕は君と新しい世界にいるんだ)

ジャスミンの「that」が何を指しているかは理解できず…。
深く考えてはいけない場所だと思って、スルーします!

Unbelievable sights, indescribable feeling
信じられない眺め、言葉にできない気持ちだわ。

Soaring, tumbling, freewheeling
舞い上がり、宙返り、自由気まま

indescribable の意味を調べたら、普段使わないような日本語が出てきてびっくり。
英語ではなくて、日本語の勉強になりました。
そして soaring って、ディズニーシーに去年できた
「ソアリン」のことでしょうか。

Through an endless diamond sky
終わりのないダイヤモンドの空を通り抜けていくの

A whole new world 
(省略)

(Don't you dare close your eyes)
(目を閉じてはダメだよ)

Don't ということは、強めに「ダメだよ」と言っているのでは?
と思ったのですが、その予想は合っていたようです。
使い方に気をつけないと、ちょっときつい言い方になりそうです。

A hundred thousand things to see
10万もの見るべきものがあるわ

(Hold your breath, it gets better)
(息を止めて、その方が良い)

get [状態] で これから(少しずつ?)[状態]になる
という使い方は、良く見るような気がします。
get という単語は、日常会話ではかなり便利に使えるものだな
と思います。

I'm like a shooting star
私は流れ星のようだわ

I've come so far
ここまで(こんな遠くまで?)来ているの

I can't go back to where I used to be
昔いたところには戻れないわ

関係代名詞ですね。
「used to be」なので、ついさっきというよりは
かなり前のことを指しているイメージがあります。

A whole new world with new horizons to pursue
追い求めるべき新しい水平線のある、新しい世界

(Every turn a surprise)
(絶えず驚きがある)

(Every moment, red-letter)
(全ての瞬間、特別な日よ)

アラジンの「every turn a surprise」に苦戦。
turnが動詞で、a surpriseが目的語、という解釈もあったのですが
「everyが主語だとturnsになる。
 (At) every turn, (there is) a surpriseでは?」
という意見が一番しっくりきました。
at every turn というイディオムは、結構使われているようです。

red-letter は文字通り「赤い文字」のことで
カレンダーの祝日が赤い字で書かれることから
祝日、記念日、などの特別な日を意味する言葉になったそうです。

I'll chase them anywhere, there's time to spare
どこまでも追いかけるわ、時間はある

Let me share this whole new world with you
この新しい世界をあなたと分かち合わせて

let [名詞] の形が再度出てきましたが
「let me do 〜」というフレーズは「私に〜させてください」という意味で
良く使われていますね。
一番良く聞くのは「let me know:私に知らせて(教えて)」でしょうか。

A whole new world (A whole new world)
(省略)

That's where we'll be (That's where we'll be)
それが私たちのいる場所

A thrilling chase
わくわくの探求

A wondrous place
素晴らしい場所

For you and me
僕と君/あなたと私のための

新しく覚える単語・イディオム

shimmering: shimmerの現在分詞。かすかに光る。
splendid: 華麗な、壮麗な、すばらしい、すてきな。
point of view:視点。
dazzling:目もくらむばかりの、まぶしい、眩惑的な。
indescribable:名状できない、筆舌に尽くしがたい、言語に絶する。
soaring:舞い上がる、雲にそびえる。
tumbling:宙返り、とんぼ返り。
freewheeling:自由奔放に動きまわる。
Don't you dare!:やめなさい!
hold one's breath:息を止める、息を殺す。
pursue:追いかける、追い求める。
at every turn:事あるごとに、絶えず、いつも。
red-letter (day):祝日、特別な日、記念日。
time to spare:時間の余裕。

覚えたいフレーズなど

・私たちにどこに行くべきかという人は誰もいない
 There is no one to tell us where to go.

・何を言うべきか分からなかった
 I didn't know what to say.

・そんなこと全く知らなかった
 I never knew that.

・私はそういう覚えはない。
 I never knew them do it.

・私、流れ星のようだわ。
 I'm a shooting star.

・こんなところまでやってきたの。
 I've come so far.

・以前居たところには戻れない。
 I can't go back to where I used to be.

・彼は毎回勝利した。
 He won at every turn.

・お手すきの時に、手伝ってもらえませんか。
 Please lend me a hand when you have time to spare.

・この問題に対する私の意見を共有させてください。
 Let me share my opinion with you on this issue.

最後に(1曲目の記事を書いてみて)

英語の歌詞を自分で解釈しながら、それを記事にしてみましたが…
かなり時間が掛かりました!
日本語でもそうだと思いますが、歌の歌詞って文法に忠実でないので
確実に理解をしようとすると、とても難しいです。

というか「人によって解釈はそれぞれ」というものだと思うので
「正しい解釈」を求める方が間違っているのかもしれません。

今回は自分の英語力が低いばかりに
「この表現は一般的なものなの?それとも、この曲だけで使われている詩的(独特)な表現なの?」
というところが判断できず、そこを追求しすぎてしまったように思います。

「良くわからない」と思ったところは、深追いせずに
「雰囲気がわかればいいや」と割り切ることも大切そうですね。

できれば、自分が歌っているところも残しておきたいと考えているので
もう少し歌う練習をして、後日動画を撮って(多分声だけ)
Youtubeのリンクを貼っておこうと思います。
それを聞きにくる方はさすがにいらっしゃらないと思いますが
私の決意を、ここに記しておきます!

長文になりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございます。
ご意見、ご指摘ありましたら、コメントいただけると嬉しいです。
もし良ければ2曲目も楽しみにしていてください!


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