文系のわたしが、理系の編集者として働く強み
皆さんは、「文系」「理系」どちらのタイプですか?
私は、超「文系」タイプの人間です。
苦手科目=数学
理科は「生物」大好きで「物理」はちんぷんかんぷん
だけど、幼い頃から興味があったのは「理系」の分野。
そのため、受験生の時は「なんで、こんなに出来ないんだ!」と、何度も自分を嫌いに…
そんな私も、遠回りをして、今では大好きな仕事に出会えました。
それは、「理系」業界の編集者です。
もし、「自分は文系だから、理系の業界では働けないよ…」と思われている方がいたら、こうお伝えしたいです。
「理系」の業界だから「文系」が強みになるかも?
諦める前に、ぜひこのnoteを読んでいただけたら嬉しいです🍀
【自己紹介】文系⇒理系の業界へキャリアチェンジ
改めて、自己紹介させてください🌞
今、「理系」の医療業界で、編集者として約5年働いています。
前職では、営業職⇒子ども向け教材の編集者として働いていました。
超「文系」人間の私なのですが、ある出来事から「教育⇒医療の業界にキャリアチェンジする!」と、一念発起。
とはいえ、「専門性0(しかも文系)」の私を雇ってくれる会社が、あるわけなく…。
何社も落ち続けて、奇跡的に拾ってくれたのが今の会社です(本当に感謝の気持ちでいっぱいです)。
こうして、0からのキャリアがスタートしました。
「わからない」から「わかりやすさ」が生まれる
「言葉が分からない!」状態から働き始めて、約5年。
「専門性0(しかも文系)」がコンプレックスでしかなかった私は、最近「これって、強みでもあるかも?」と思い始めたんです。
なぜなら、誰よりも「わからない」立場なので、読者に「わかりやすさ」を届けられるからです。
読者のほとんどは、自分と同じように専門性がない方がほとんどです。
専門性を持つ「理系」の人が「当たり前でしょ」と思う内容であっても、専門性0「文系」の自分だから、「これじゃ、わからないよ」と気付くことができるのです。
情報を正しく・わかりやすく届けるために
例えば、感染症の情報を探してみた時。
国が発信している情報(例:厚生労働省のサイト)が最も正しく、一番安心です。
だけど、私のような「文系」の人が読むと、「???」となる場合も。
だから、いかがわしい誤った医療情報を発信している人は、「”超”分かりやすい言葉」かつ「シンプル」に発信しています(中には「医師」を名乗っている人も)。
例えば、「〇〇で治る!」「〇〇を打ったら死ぬ!」といった内容です(”言い切っている系”の発信は、だいたいトンデモ医療情報です)。
まさに自分もそうなのですが、人間は「わかりやすい」モノに流れます。
なぜなら、考える手間が省けるから。
だから、専門的な「理系」の情報を、専門性がない「文系」の人にいかに正しく・わかりやすく届けられるかが大切だと思うのです。
橋渡し役として生きる道
もう少し具体的に言うと、「専門性を持つ人(理系)」も「専門性0の人(文系)」も両方欠かせません。
どちらかが欠けると、結局、以下のように「伝わらない」情報になるからです。
正しくても、わかりにくい情報
誤っているけど、分かりやすい情報
だから、「理系」業界こそ「文系」の人材が必要ではないでしょうか。
今回は「医療の情報」を例に話しましたが、きっと、どの分野であっても同じだと思うのです。
イメージは、「橋渡し役」。
両者の間に入って取り持つのは、私たち「文系」の人にしかできません。
だから、もし「自分は文系だから、理系の業界では働けないよ…」と思われている方がいたら、こうお伝えしたいです。
「理系」の業界だから「文系」が強みになるかも?
最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀
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