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「変化を嫌う人」を動かす

今朝ご紹介する本は、『「変化を嫌う人」を動かす:魅力的な提案が受け入れられない4つの理由』です📖

「魅力的なアイデアなのに、なぜ受け入れられないのか?」

それは、相手が受け入れたくない理由=「抵抗」があるからだ、という考え方が紹介されている本書。

大きく4つに分類された抵抗について、それぞれへの対処法が紹介されています💡


メリットのアピール<抵抗を減らすアプローチ

本書では、抵抗を大きく以下の4つ分類しています💡

惰性:自分が馴染みのあることにとどまろうとする欲求
労力:変化を実行するために必要な努力やコスト
感情:提示された変化に対する否定的感情。
心理的反発:変化させられることに対する反発

「変化を嫌う人」を動かす

企画を提案する時、自分を振り返ってみると、メリットをアピールすることに重点を置きがちです。

ただ、それ以上に大切なのが、この4つの抵抗を減らすアプローチだという考え方が学びでした💡

似たもの同士の人間関係がラク

特に、印象に残ったのが「惰性」です📝

自分と同じレンズを通して世界を見ている人の方が、容易に信用できる

「変化を嫌う人」を動かす

多様性には、さまざまなメリットがあります。

頭では理解しているつもりだけど、人はついつい馴染みのあるものを好む性質なのだとか。

そのために、似たもの同士で人間関係を構築しがちです。

そのほうが、楽だからなんです。

自分と同じレンズを通して世界を見ることは楽だけど、時には楽でないほうを選択したい。

それが結果的に、自分の世界を広げることにつながりそうです。

「惰性」を克服するために

それでは、「惰性」を克服するために、どのようなことを意識したら良いのでしょうか?

本書では、以下の考え方を紹介されています💡

  • よく知らないものを知っているものに変える

  • 新しいアイデアに慣れることで抵抗を和らげる

具体的な行動についても、さまざまなアイディアが📝

私は、特にこの2つを取り入れることから始めてみたいと思いました。

  1. 新しいことを何度も繰り返してみる(=慣れる)

  2. まずは、小さく始める

「できない」から「できる」ことがある

最後に、少しだけ最近の出来事を💡

先日取材させていただいた方のお話に、心を動かされました。

病院への支援活動をしているため、ここ数年は、感染症対策の影響で活動をストップせざるを得ない状況に。

どうしようもない状況だから、「できない」と諦めることもできたと思うのですが、その方は違いました。

「できない」状況だからこそ、「できる」ことがある。

こんな風に考えられ、どんどん変化を取り入れていったそうです。

きっと、この方は普段から「惰性」を克服する行動をされているのかなと感じました。

だから、困難さのレベルに関わらず、柔軟に変化を取り入れて行動を変えていける。

取材の時期に、ちょうど本書を読んでいたこともあり、つながった感覚がありました。

私も、まずは小さな選択から「惰性」を克服する行動を選んでいきたいです!

最後までお読みいただき、ありがとうございます🍀

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