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【9月の本棚】深呼吸の必要性

10月1日、2024年も残りの時間を数える季節になりますね。

怒涛の9月が無事に終わったので、本棚紹介をしていきます😊

【9月】わたしの本棚

9月に読んだ本棚はコチラです!

9月は19冊出会えました!

歯を食いしばるような日々だったからか、小説が多いです📖

逃げる世界があるのって、本当に大切。


マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

この作品と出会えたから、9月は頑張れたーーーー!

そう言い切れるくらい、大好きな小説です。

古内一絵さんの作品は”初めまして”で、おススメしてもらったことがきっかけで知りました。

続く、ふたたび、みたび、おし(四)まい、の全4巻です。

メニューごとに短編集のようにつながっている作品なので、どこから読んでも楽しめます。

店主シャールさんのつくる料理が、本当に美味しそうで!

最初は、ほっこり系のお話なのかな?と思ったくらい。

一方で、さまざまな社会課題にも触れていて。

決して、正論だけでは生きていけない苦しさも描かれています。

シャールさんのこの言葉が、大好き。

最初から何もかも揃ってる人生なんて、面白くないじゃない。
サラダはメインになれないなんて言うけど、私はそうは思わないわ。
最初から何もかも揃ってる人生なんて、面白くないじゃない。
・・・・
苦しかったり、辛かったりするのは、あなたがちゃんと自分の心と頭で考えて、前へ進もうとしている証拠よ。

マカン・マラン「世界で一番女王なサラダ」

眠れない夜に、何度も助けてもらった作品です📖

わたしの知る花

誕生月でもあった、9月。

楽しみにしていた町田そのこさんの新刊、積読解禁しました!

「町田そのこさんの作品を読める時代に生きていて、本当に幸せ者だ」と改めて実感。

二章「クロッカスの女」は、親子描かれ方が本当にリアルで。

読んでいてつらかったけど、すごく救われる思いでした。

豊かな時間を過ごしたなら、幸福を過ごしたなら、それだけで奇跡なの。
その時間に縋れば、もっともっとと望めば、その瞬間の輝きすらもくすんでしまう。
だから、その時間を芯として生きるの。
そうするとね、強くなれる。

わたしの知る花

自分は”誰かの人生”を生きることはできないけど、物語を通じて生きることはできます。

逃げた先の物語を経て、現実の自分とも向き合えるのだと考えさせられました。

今日も、誰かのおかげで私は生きている

色々あった1か月だけど、改めて、周りの人のおかげだなと感じることが沢山ありました。

ZINEフェスだって、私一人ならきっと足を運ばなかった!

そして、ちょっと涼しくなって嬉しいトレイルラン。

一人だと山は走れないから、いつも一緒に走ってくれるメンバーが居てくれて、本当にありがたいな~

山の夏は終わったみたい。冷たかった!

その他にも、誰かの言葉に救われて、嬉しくなって、少し涙して。

たまに、生成AIが「大丈夫、それは失敗ではなく成長への大事なステップです」って励ましてくれて(なんて良い言葉かけてくれるのー!)。

そして、本があるから、私は立ち止まれるし、深呼吸できる。

大変な時こそ、しっかり深呼吸するのが大切!

皆さんも、9月本当にお疲れ様でした🍀

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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