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「いい企画」なんて存在しない

「”当たる”企画って、どうやったら作れるんだろう?」

仕事をする中で、こんなことを考えた機会はありませんか?

どんな仕事でも、日々、企画して実践する機会があると思います。

一方で、「予算がない」「〇〇が条件」など、様々な制約の元で企画をせざるを得ない状況に、悩む場面も…。

理想と現実のはざまで、私たちは企画しています。

※※※※※

今回ご紹介する本は、高瀬敦也さん『企画 「いい企画」なんて存在しない』📚

「逃走中」「ヌメロン」など、さまざまなヒット企画を生み出してきた高瀬さんが、「企画」をテーマに書かれた本です💡

『「いい企画」なんて存在しない』という言葉には、どんな意味が隠されているのか?ご紹介していきます!

企画力を構成する5つの力

まず、高瀬さんは企画力について、以下の5つに分解できると述べています。

①インプット力
②結び付け力
③多産力
④巻き込み力
⑤やり切り力

その中で、自分に足りないと感じた「③多産力」「④巻き込み力」について、今回はお話します!

量が質を生む

成功する企画を生むための、最高かつ確実な方法は、

✓とにかく「たくさんの企画を世に出す」=多産力

そもそも、「企画なんて何が当たるか分からない」という前提があるからなんですね。

企画の成功は、かなりの部分で「運」の要素で左右されます。
「運」とはある意味では確率ですから、「運」に立ち向かうには「多く産んで確率を上げる」ことが最適です。

そういうわけで、高瀬さんは、大量に企画をストックしているそうです!

そのコツについて、こんな風に紹介しています💡(詳しくは、書籍をチェック!)

・LINEを使ってアイディアメモを蓄積
・全て、簡素な書式でも企画書で残しておく
(提出先ごとにフォルダ分け+日付明記)

また、「多産力」のことを、こんな風にも述べています💡

✓脳内に描いたイメージをひとつでも多く、人に伝える力

まずは、誰かに伝えてみる。

最初は上手く伝わらないことが多いかもしれないけど、何度も繰り返す中で「どうやったら、相手に伝わるのか?」を磨いていくことにつながりそうですね。

一人でできることには限界がある

続いて、巻き込み力とは「自分の企画に協力してくれる仲間を増やす力」。

高瀬さんは、本の中で

多産していくうえでも、自分1人では物理的限界がある。

と述べており、1人でできることの限界を改めて実感しました。

最近、企画メシという講座を通じて、チームの在り方について真剣に考える機会がありました。

今、まだ動き始めたばかりですが、1人よりも4人のほうが、何倍も可能性が広がるし、できることも増えている実感があります。

「頼るときは思いっきり頼る」

この高瀬さんの言葉を忘れずに、自分も実践していきたいです。

失敗を恐れずに企画する

最後に、高瀬さんのお話で一番心に残った文章をご紹介します。

失敗を恐れて何もしない人より
何度も失敗したとしても
「自分で企画して実現させていく人」の方が活動の幅を広げる

失敗さえも、自分の経験となり、財産となる。

どんどん社会の当たり前が変化していく今の時代、「いい企画」の概念も日々変わっていきます。

✓「いい企画」なんて存在しない

だからこそ、失敗を恐れず、自分から企画して実現していく人が求められるのだと実感しました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!


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