「機嫌よくいる」ために、期待しない
今朝ご紹介する本は、秋田道夫さん『機嫌のデザイン――まわりに左右されないシンプルな考え方』です📖
プロダクトデザイナーとして、さまざまな製品デザインを手掛けてきた秋田道夫さん。
そんな秋田さんが繰り返し語るのは、「機嫌よくいること」の大切さなのだそう。
どうすれば、自分の機嫌を自分でとることができるのか?
秋田さんの考え方に触れられる1冊です📖
「言葉を"七十㎝の高さ"に置く」
読めば読むほど、秋田さんの考え方が大好きだなと思う自分がいました。
特に印象に残ったのは、この考え方です📝
七十cmとは、大人であれば「低すぎず、高過ぎず、スッと手を伸ばしてものを取れる高さ」なのだそう。
つまり、「余計な負荷をかけない」という意味。
それは、相手にとっても、自分にとってもということなのだそうです💡
理想のコミュニケーションとは
大切に思っている人だからこそ、「わかって欲しい」と思い過ぎてしまう時があります。
例えるなら、一方的に「伝えている」だけで相手に「伝わっていない」状態。
それは、キャッチボールで、相手がキャッチできない言葉を投げ続けているようなイメージです。
だから、”相手が受け取りたかったら、すっと受け取れるような”七十㎝の高さに置く、という発想にはハッとさせられました。
受け取るか受け取らないか、互いに自由に決められるようなコミュニケーションって理想だなと思ったのです。
互いに無理をしない
「無理をしない」って、言葉にするのは簡単だけど、実行するのは意外と難しい。
秋田さんは、「機嫌をよく保つには、まわりに期待をしない」とおっしゃっています。
大切に思っている人だから、期待し過ぎてしまう。
期待した分、傷ついて、自分の機嫌を保つことができなくなる。
だから、大切に思っている人ほど、期待しないことが互いに「無理をしない」につながるのかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀
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