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これからの人生を踏み出すために、まず手に入れたもの

断捨離後の勢いの反動


先日、住居と同じマンションに借りていた仕事部屋を解約するため、独身時代から18年ため込んだ荷物たちを断捨離しました。その総量はなんと4t。ファッション誌で働いていた時代からの洋服たち、雑誌や書籍、そして資料などを1ヵ月かけて全部捨てきりました。

断捨離中は処分するモノたちを見るたびに自分の作業量が視覚化でき、さらに自分の過去を整理し、新しい未来に向けて自分で人生を切り開いている感じにワクワクしていました。ですが、無事に大量の断捨離と部屋の解約が無事に終わった瞬間、とっても空虚な気持ちに襲われてしまいました。何かに追われるように物を処分していた勢いの反動は想像以上で、3日ほど本当に抜け殻のようになっていました。

断捨離当初は「これはもしかしたら使うかも?」と物を捨てることに迷いもあったのですが、終盤には「もし必要だったらまた買えばいいや」なんて気持ちが大きくなっていた私。でも、いまになって「あっ、やっぱり必要あった」というものがチラホラ出始めてきました。

しかも10月に入った途端、急に季節が進んでしまい、出かけるにも長袖の洋服がない! 靴もない! 急いで洋服を買いに行かなくっちゃ。

まず一番初めに買ったもの


今すぐにでも長袖の洋服を買いに行きたかったのですが、断捨離中にぼんやりと「初めに買うのは靴がいいな」なんて思っていました。

フランスのことわざで、“Good shoes take you to good places.”素敵な靴はあなたを素敵な場所に連れていってくれるというもので、今の自分の気分にピッタリな気がしたので靴から探してみることにしました。

そしてちょっと奮発してしまったのですが、手に入れた新しい靴がこちら。シャネルのショートブーツです。トレンドに影響されないシンプルさと、こんな靴をさりげなく履きこなせる人になりたいという気持ちを込めて。

今までの私は、流行っているから、なんとなく使えそうだから、という感じでたくさんの物を買い、そしてなかなか捨てられないというサイクルでした。でも、これから目指したいのは、心から「好き」と思えるものを少量でも大切に使い続けること。

ものに限らず、仕事や友人関係も「なんとなく」という理由で選びがちだったけど、自分の心がワクワクするようなセンスで選んでいきたいと思っています。

さて、この新しい靴は、私をどんな未来に連れて行ってくれるのでしょうか。
断捨離後、しっかり休めてたので、これからはパワフルに動いていきたいと思います。

では、また次回を楽しみに。

西村真紀


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