流されるままの3世代旅行【沼津&箱根】
2月の3連休、義父の喜寿祝いをするため義家族のみなさんと2泊3日の旅行。さして希望のない我が家は、義姉家族の希望箇所にお任せする形。
元々、行ってみたいよねと話していた沼津の深海水族館をはじめ、“いつか行ってみたいレベルの行きたい”は、私のめっちゃ行きたい場所!にかき消されて行かずじまいだったので、意志なく流されるままの旅だからこそ、行けた場所であり得られたものだったなとしみじみ。
3歳児から70代までの3世代の旅行。
では、いくつか写真とともにどうぞ。
◆沼津港深海水族館
沼津といったらココ!沼津在住の友人も推していた水族館。特化し尖らせることの威力が爆発していた場所。
名前のとおり、深海魚に特化した日本唯一の水族館。沼津の近くにある海は駿河湾なのだが、駿河湾って日本一深い(最深部2500m)海で、その地の利を利用し、駿河湾でとった魚とかも展示されていて、へぇ~~の連続。
イチオシはシーラカンス。
名前しか知らないシーラカンスだったが、標本や冷凍シーラカンス、映像も充実。特に世界でここにしかない冷凍シーラカンスは見もので、めずらしくちゃんと写真をおさめたほど。
定期的に開催される解説コーナーも聞き入ってしまったよね。
◆ふわふわ@沼津(小動物カフェ)
お次はふわふわ。これ私は行ってない(笑)
義両親たちが行かないということで便乗しておしゃべりにお付き合いタイム。小動物大好き夫&娘と、オネエチャン&こどもちゃんは、たいそうたいそう楽しかった様子。猫カフェをはじめとして、小動物たちの集まる園やカフェを渡り歩いている夫が、興奮気味に話していた。
夫曰く、お客さん慣れしていてすぐ近くによってきてくれる、動物の種類の多さが良いらしい。夫と娘は3日間の中でここが一番楽しかったと豪語。
全然楽しめない側からしても、ふわふわには賞賛。まず立地がすこぶる良い。沼津にきたら、親子連れは誰もが訪れるだろう深海水族館から徒歩数分。水族館だけでは時間を潰しきれないのに、ちょうどプラスαになる施設。
沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアムをはじめ、10近くの飲食店や土産店、遊び場がある港八十三番地。どしゃ降りの一日だったが、水族館・ふわふわ・飲食店で4~5時間まわれた。
2日目は箱根。唯一晴れた一日!
因みにどの場所からも富士山が絶景で見れると思っていたが、3日間で一瞬しかお目にかかれず、残念たるや。
◆彫刻の森美術館@箱根
幼児連れで一日楽しもうとしたら、ユネッサンリゾートor彫刻の森美術館になるのでは?!シニアな両親もいるため(そもそもお義父さんのお祝い旅行だしね)、彫刻の森美術館にGO!
敷地が圧倒的に広い。全部回れなかったけれど、子供の遊び場のメインであるネットの森や、ピカソ・コレクション、幸せをよぶシンフォニー彫刻など、3世代の誰もがどこかで楽しめる空間。
今回レアだったのは、超寒波で前夜雪が降って積もっていたこと。週の前半は温かったこともあり桜が咲いて、雪が積もっている非日常を味わえたのは随分大きいよね。
◆リニューアル箱根・芦ノ湖の遊覧船SORAKAZE
天気良し!ロープウェイに向かったらなんと定期工事で運休・・・。
気を取り直して夕方間に合ったのが箱根・芦ノ湖遊覧船SORAKAZE。
外観は海賊船に比べて地味?と思いきや、なんとSORAKAZEがリニューアルした2日目だったよう!!(全然知らずに乗った)
子どもの遊び場が充実しており、バリアフリー、至る所だいたいおしゃれだったのは刷新されたばかりだったのか。
無意識に写真を撮りたくなったのが、この遊覧船。たくさん写真を残していた。
◆神奈川県立 生命の星・地球博物館@小田原
3日目も雨!ということで室内で遊べる場所として、箱根からくだったところ小田原にある県立博物館。
神奈川県お金あるな~と夫と声を揃えてしまった充実の博物館。コスパ最高。大人520円、中学生以下無料のシニア100円。近くにあったら毎週行きたい博物館。
宇宙や地球の成り立ちから、恐竜をはじめとした動植物の模型の数々。常設以外にもその時々で実験もあり。今回は顕微鏡で塩や石の結晶を見たよ。
◆子どもたちのナンバーワンは!
こちらお部屋でやったUNOでした(笑)
◆主役のおとうさんは?
孫を両手に抱えて満面の笑みを浮かべてた姿でしょうか。
何も感想聞いてない(笑)
◆私のサイコーはここ!!!
夫に前々からお願いしていた“唯一行きたい場所。神社”
3日間、どこに行くのも義姉家族についていくので、どうか神社参拝だけは確保してほしいと依頼。一番行きたかった九頭龍神社本宮への参拝は叶わなかったけれど、大雪の中、誰もいない場で参拝できる箱根神社は格別すぎて、涙が出た。
流されていく場所も良かったが、やっぱり自分の行きたかった場所がサイコーだった件(笑)
◆3日間一番の思い出は…
車が動かなくなってしまうんじゃないかレベルの豪雪と、トラブル時の自分も含めたみなさまの咄嗟の対応の個性。絶対忘れない3日間。記録にも残し記憶にも残せそうである。
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