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人は一生懸命「矛盾」を生み出す

人の「負」を無くして、より良い社会にする。そのために多くの発明がある。家電なんてまさに。


周囲をぱっと見渡しても、パソコンに冷蔵庫にエアコンと、なくてはならないものばかり。特にエアコンは、今年はなかったら死に直面しそうなくらい。

とはいえ、エアコンから出る二酸化炭素は地球温暖化に繋がり、気温をあげる要因にもなりうる。家庭レベルでは大したことないよ、という気持ちかもしれないが、世界人口は増加の一途をたどっているし、工場や商業施設にエアコンがないなんて想像できない。


日本初のエアコンは、ダイキン工業の前身の企業で1930年代に一号機ができたそうだ。もうすぐ100年の歴史。


人々の暮らしを良くしたい。めちゃくちゃ良くしたい。そんな思いでエアコンも開発され普及してきたはずだ。特に最初に開発してる人なんかはさ。儲かる以上に、暮らしを良くしたいって思ったのだと思う、知らないけれども。


涼しく快適な暮らしを追究するあまりに、巡り巡って、地球が温かくなりすぎて、異様な夏の暑さになって。自然が忠告してくれているのか、共存しようと言ってくれてるのか、そんなの何でもないのかもしれないのか。


人間レベルで見れば最高の開発も、
地球レベルでみたら、あれっ?!
となるものが多々あるのが、「文明」ってものなのかもしれない。



宮崎駿氏の壮大な矛盾との葛藤レベルはなくとも、誰しも矛盾をはらみながら過ごしているんだろうな。



なんてね。暑くて溶けそうなアスファルトの上を歩きながら、駿氏とエアコンに想いを馳せて、急ぎエアコンのかかる家に急いだまえまきであった。


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