教科書には載ってない戦争の発明
本をネットで注文するようになり、本屋に行く機会が減って久しい。本屋が減ったからという現実もある。
図書館へ足繁く通った時期もあるが、今は図書館ですら予約して、予約本を取りに行く場所になっている。
ひさしぶりに図書館をプラプラ回ってみて読んだものの一つ。
『教科書には載ってない戦争の発明』
章ごとに、日用品・システム・テクノロジー・人物となっている。
鉄道、自動車、魚群探知機、カレー、トレンチコート、ダッフルコート、ボールペンなどなど。
昔、小学校の担任の先生から
「戦争が文明を発展させてきた事実もあります」
という言葉をもらったけれど、それを裏付けるような数々。知らないモノもいくつかあったし、分野ごとにまとめられてるのもいいよねと。
因みに、この本は戦争を肯定するものではもちろんない。こういった歴史と事実もある、を淡々と並べられている。
ライト兄弟にしても、オッペンハイマ―にしても、この本にはなかったがアインシュタインにしても、戦争のために発見・発明をしたわけではないのに、結果的に戦争に繋がってしまった・・というのも、多くあるなぁと。
戦争ってなんなのだろうな。