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『感じる』をシェアしたい
東京からの来訪者が楽しみで、1時間半も並んで出町ふたばの豆餅をゲットした週末。
鴨川のそばまで行き持参したピクニックシートを広げ、どうぞどうぞと自慢げに彼女をナビゲートする。
シートに座った眼前には、川の流れと音が響く。満開を少しすぎた桜は、風になびきながら花びらが舞う。まさに桜吹雪。
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近くには同様にお花見観光客もいるが、周りを気にせずともいい距離感を保つことができる。二人だけの世界。
そして買ったばかりの餅を口に頬張る。
うん、なんて最高のひと時なんだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1680483466928-gVnJv4hWkn.jpg?width=800)
贅沢な時間、空間、空気感、季節、食。
昨年1年間、思う存分味わってきた贅沢。私にとっては日常の贅沢を彼女と共有したかったのだ。
喜び上手、受け取り上手な彼女と。
こんなにも素晴らしい時間と空間があるんだよと。
人の感覚はシェアできない。
感じている感覚も理解できない。
言葉にするのが難しくとも、互いに表現したくてコトバを探す。
コトバがあっても無くてもいい。
感じ方は違うけれど一緒に過ごした時間。
キャッキャしながら餅を注文し、端を切ったように色んな話題を話し、ふとのんびり同じ景色を見る。
はるかさん。
時間を共有してくれてありがとう。
声をかけてくれてありがとう。
ひとりでたくさん感じ、観察した1年間。
今はもっと誰かと共有したい。
↓スタエフでは、100分並んだ後半戦の想いを書いてます。感じるとは真逆のテンション。色んな想いが錯誤するタイプ。
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