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pasteltime
あなたの「ありがとう」は純度何パーセント?
この2週間、我が家をにぎわせた桃がお役目を終えた。食べ切った。桃が大好物の娘に「これ、本当に最後だからね!」と言うと、うんうんと言いながら、次の食事でも桃と叫んでいた。最後ってまだ分からないよね。
実家から送ってもらった桃。
畑に一本だけ立つ桃の木。
「最近はyoutubeを見ると丁寧な動画があって助かるわ」
と還暦すぎた母は、目新しいものを取り込みyoutubeで桃の袋掛けを学び、父とともに袋掛けをする。
収穫された桃たち。2人の弟家族、ご近所、お出かけ仲間、そして我が家にも、他夏野菜と一緒に丁寧に梱包して送ってくれたもの。手間暇と愛がつまってそう。娘はとりわけ桃・さくらんぼ・いちごといった季節ものの果物が好き。ぜーたくなやつめと思うが、娘がいるからこそ、両家から贈り物が増えたのは間違いない。
子どもは素直だ。
本当に美味しいものしか美味しいっていわない。
ありがとうも一緒。
「じいじとばあばがつくってくれたよ」
と伝えていた。
すると、桃を食べる前には必ず
「じいじばあば、ありがとう」
と自ら進んで感謝を述べて、手を合わせてから食べる娘。他のものと全然違う。本当においしく、本当にありがたいと思って出てくる言葉。
純度100%のありがとう。
自分のありがとうはどの程度かな。何%?
ありがとうの言霊力に頼ってる気がしてならない。
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