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「少年の君」
また、とてもいい映画に出会えました。
久しぶりに泣いた。もう一回観に行きたい。
これもまた、「#むかいの喋り方」で向井さんがオススメしてたやつ。
向井さんのお勧めに間違いはないんじゃないかと思えてきた…
ちょうど、「映画館で映画観たいけどなんか今ピンとくるのないんだよなー…」と思っていたので、乗っかりました。
調べてみたら、私の住んでる地域では、小ちゃい映画館の一番小さいスクリーンで、1日1回しかやってないんですよ。だから知らなかったんだなぁ。
見終わってから、これは一番でかい劇場の一番でかいスクリーンでやってくれよ!!と思いました。
もっとたくさんの人に知ってほしいし、観て欲しい映画だなぁと思います。
イジメはだめっていうメッセージが込められた映画なのかなあ、というレベルではなく、はっきりと、「イジメがなくなることを願って」みたいな(詳細な文面は忘れた)メッセージが最初と最後に流れます。
「イジメ」ってなんなんだろう。
学校の問題だけではないもんね。
職場でもある。大人の問題でもある。
生命の理にかなってないと思うんだよな。
他の動物で、こんなことする生き物いるのかな?
弱い物が淘汰されることはあるでしょうけど、そういうのと違うやん。
不思議。
これは中国映画ですが、私は中国の映画って初めて観たので、驚くことがいっぱいでした。
まず、受験戦争について。
中国の受験戦争ってあんなん??(´⊙ω⊙`)
強烈すぎてビビった。
いやでも、たまにテレビで見る日本の予備校とかも、あれに近かったかも…
私は受験戦争を「推薦」という裏技で乗り越えてきてしまったから、よくわかってないだけなのかもしれない。
にしてもやっぱ強烈だったな…。
なんか宗教みたいで、恐ろしかった。集団で正気を失ってる感じ。
人が、圧倒的に多いもんね。ポジション争いも熾烈、ってことなのかな。
学校のシーンも、どんなマンモス校なんだよってくらい人がウジャウジャいた。
ほんで、みんな机の上に教科書山積みにしたまま勉強してるのね。
あれは、ロッカーとかないんだろうな。
私も高校の時はたくさんの教材を買わされて、机の中には収納しきれないほどだったけど、廊下にロッカーがあったから、机の上はスッキリした状態で授業を受けられた。
ロッカーなど設置されてないんでしょうね。
あの山積みの教科書たちがまた、なんとも言えない狂気じみたものを醸し出してた気がするんですよね。
次に、街の風景。
映画って、ロケ地の風景の美しさを売りにしてることもありますよね。
美しい街並み〜とか、壮大な自然〜とか。
この映画に出てくる街並みは、超キタナイ(●´ω`●)
主人公の女の子が住んでる家は、もう廃墟かよってゆう雰囲気だし、通学路も、汚いし暗いし女の子が1人で歩いてるの見てるだけでハラハラするレベル。
女の子の制服の水色だけが綺麗で浮いてる。
風景に馴染んでない、みたいな感じ。
あれはどこなんだろう?
貧しい暮らしを送ってる2人だから、そういう地域なのかな。
中国ってたぶんいろんなところがあるんだろうけど、あれはどんな場所なのか、ちょっと、中国についてお勉強したくなりました。
主人公2人がバイクで走ってるシーンとかは、この汚さがカッコよく見えるんですけどね。アウトローな感じでね。
あと書いておきたいのは…いじめっ子のリーダーの女の子めっちゃ可愛かった。
イジメのリーダー役の子がめちゃかわっていうのはもはやあるあるですね。
もう一回行きたいけどなー1日一回だからなー次の休みかなー(・Д・)
以上です。
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