ちょこ。

映画日記。たまに詩。

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最近の記事

むだい。

失うことがこわい。 失うことが怖くて何もできなくなった。

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    • 友だちのうちはどこ?

      キアロスタミ監督の全ての始まりの一作。キアロスタミ作品は初めて見たのでどきどき。 勧められて見た。街を行ったり来たりに効率悪いなと終始イライラしてしまって、嫌な大人になってしまったなと思った。途中で案内してくれるおじいさんがいちばんいらいらした。こういうおじいさんいるなーって。祖父が晩年こんな感じだった。走るわたしを足を引き摺りながら追いかけてくれてた。おそいよ、はやくしてよって思って前を歩いてた。人は歳をとるにつれ、昔の自分のことしか語れなくなる、今の自分を保存できなくな

      • 最近よく夢を見る

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        • オードリーがすき

          オードリー若林さんがすきだ 「社会人大学人見知り学部卒業見込」を読んで中盤から一話ごとに泣いた。勢いで人生初のファンレターを書こうとした、レポート用紙三枚びっしりになって自分でも引いた。こんなのもらっても迷惑だろうと思って没にした。代わりにリスペクトして日記をつけてみようと思った。 今日は、水族館に行ってイルカショーをみた。イルカショーみて泣いてた、イルカが眩しかった。ちゃんと自分のやるべきことをやって舞台に立っていた。一人一人が集まって作り上げてた。わたしもイルカになり

        むだい。

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          今日の詩4/19

          一時停車。 はろーはろー、 もはやここには詩も言葉も無い。 ただ、僕らここで立っている。 ふんばりながらたっている。 こんにちは。 すこし休んで、見据えよう。 行く末。今日と明日。

          今日の詩4/19

          今日の詩3/22

          天使 ———————————————————— おっこちた、だれが? とっぽっぽっぷーん グラスの底そんなに見つめて 太陽はまだ落ちないよ? りんご りんご ニュートンの愛妻、 呼ばれてみたのはいつの日か? 四六時中赤面しては 甲斐甲斐しいのはだれのため? 浮気のりんご 痴情のりんご アダムとイブは元気かい? さかさになって雨を見よう 登っていく水滴、 とっぽっぽっぷーん さかなになって空を見よう 揺れるカーテン、 とっぽっぽっぷーん あれ、ぼくはだれだっけ?

          今日の詩3/22

          フィクション-秋、河原にて

          とびきり明るい話をしよう、そう言って君は泣いた。初めから破綻してるよ、とぼくは高い高い秋空と降り積もる黄色の銀杏絨毯の上で思った。この日、ぼくらは互いの幸せのために互いを違えることに決めたのだった、というか決めざるを得なかった。ぼくは、まだそんなつもりじゃなかったんだほんとうは。 だいたい、まだハタチになったばかりの弟と同い年の君の瞳から新たに新たに零れ落ちてくる、その恨めしい水滴の最適解をしりながら全くそれに触れられずにいるぼくは。仮にも君より2年長く生きてしまっているの

          フィクション-秋、河原にて

          拝啓

          わたしは一貫して願うことしかできません。大きな力はないし、生きるのに精一杯だからです。 先日、4月一人アパートにいたときに作った歌をふと思い出しました。一階の部屋は光があまり入らず、昼でもなんとなく暗くて、迂闊に外にも出られずただ携帯とパソコンだけがソーシャルな場所になっていて。その部屋で外に出たいと人と関わりたいと強く思いました。 最近色んな人と会って、見て学ばせてもらってきました。あの部屋からきっと今出られたと思います。それで色んなところのスタート地点に立っていると思

          彼について

          全くわからない。こんなに共感できない人は初めてだ。。。これがはじめに彼に対して思ったことだった。 彼は、みんなから自然に愛されている。ガッツがあると見せかけてヘタレであり、そう見せかけてやっぱりかっこいい。誰もが逃げたくなるようなことに向き合って期待に応えてでも、自分で自分のやったことにびっくりしたりする。 この物語の中では彼の役割は大半が傍観し受容することだ。ただ、目の前のものを受け入れていく。急に出てきたタカミさんを受け入れ、そんな他人から見せられた歴史を全身で感じな

          彼について