#1 やり方に拘りすぎてやっちまった話
これは私がまだマーケティングをやり始めたばかりのころのおはなし。
当時在籍した会社のあるサービスのウェブマーケティングを任され、よくあるウェブマーケティングの入門書に書かれているような内容を忠実に順序だてて行ってみました。
具体的には、ビッグワードを見つけて、ウェブ広告をやって、SEO対策を行って。。。というような感じです。
結果は、売上はやや向上したものの、投入した費用やリソースに見合うものではありませんでした。しかも、個々の施策の目的もあいまいで、それぞれの効果分析もできずにその後の改善アクションを行いにくい状況になってしまいました。
基本的に教科書は教科書で、実践で使うときには様々な条件が異なるので鵜呑みにしてはダメなんだということ。ちょうど科学の世界での「理論値」が現実世界で再現が難しいのと同じような感じ。
実際のマーケティングでは、その目的や課題によって教科書と違う順序が必要な場合もあるし、教科書に書いてあることを行わない方がよい時もある。
あと、マーケティング関連の書籍(特にツールの使い方関連)の中には、実際にマーケティング施策を行ったことない人(理論としてのやり方を知っている人)が書いているものもありそうだから気を付けないとね。
気に入っていただけたらサポートをお願いします!未来の書籍化に向けて有益に活用させていただきます。