福山 雅嗣 / ウェブ活用が得意なマーケター

様々な会社のデジタルマーケティングやDXや商品マーケティングなどに携わりながら思うこと…

福山 雅嗣 / ウェブ活用が得意なマーケター

様々な会社のデジタルマーケティングやDXや商品マーケティングなどに携わりながら思うこと、感じたことを綴っていきます。

マガジン

  • やっちまったぜ...私のマーケティング失敗談

    このマガジンでは、これまでの私のマーケティング失敗談を綴っていきます。

  • 自分でできる!ウェブ担当者のためのサイト改善

    私がウェブ担当者の方から相談をいただく際に、最初にお話しさせていただくことが多い内容をまとめさせていただきました。どの内容も初歩的なHTMLの知識さえあれば、深い専門的な知識がなくともウェブサイトの改善に役立つ内容を盛り込んでいます。企業のウェブサイト担当者の方ならば、SEO対策やアクセシビリティ対策などをご自身で行っていただく際の参考にしていただけます

  • マーケティングをかたらふ夜話(ヨバナシ)

    大小問わず様々な企業のパートナーとして、ウェブマーケティングやサービスマーケティングなどに携わってきた著者が、大切にしていること、現場で感じることを気ままに綴っています。

最近の記事

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プロフィール

いつもご覧いただきありがとうございます。ここでは私のプロフィールをご紹介いたします。 主な職務経歴 トランスコスモス株式会社 アマゾンジャパン合同会社 グローバルポーターズ株式会社 トランスコスモス以前の会社では、オウンドメディアの運用と開発を中心に行っていました。 トランスコスモスではウェブ制作と運用を中心に業務を行いましたが、単に作るだけではなく課題解決の提案含んだサイト/ページ設計を行っていました。現在SEO対策やUI/UX設計などで評価いただけることが多い

    • #8 複数の施策を同時展開しすぎてやっちまった話

      これは、大手ECサイトで商品マーケティングの仕事をやり始めた頃のおはなし。 そのサイトでかつて売れ筋だった定番商品のリマーケティングを依頼された私は、相手が大手メーカーさんだったこともあり、張り切って複数の施策を提案しました。 そして、実際にそれを実施したところ、売上は右肩上がりで成長し、メーカーの担当者も喜んでくれました。 っと、ここまでは良かったのですが、その後、より効果の高い施策に資金やリソースを集中させたいというお話になり、個別の施策の効果分析をする必要が生じま

      • #7 味方の感性に頼りすぎてやっちまった話

        これは、マーケティング施策の一環としてあるウェブサイトの構築をした時のおはなし。 ウェブマーケティングの一環などでウェブサイトの制作を請け負う場合、私は所謂ウェブディレクターという立場でクライアント側の要求をヒアリングし、その要求を構成案にまとめてからデザイナーさんにデザインを依頼します。 その案件では、はじめて一緒に仕事をするデザイナーにお願いすることになりました。 デザイナーさんにもクライアントとの構成案確認のMTGには同席してもらい、デザインの要望のヒアリング等も

        • #6 広告の目的を欲張りすぎてやっちまった話

          これはあるメーカーの商品発売時にデジタル広告施策を行った時のおはなし。 新商品の発売と同時にデジタル広告を開始するプランで、当初は商品発売告知を目的にして実施していました。 しかし、開始の数週間後に初速状況をまとめたところ、当初目的の商品自体の認知を広げる効果の他に、実際の売上につながる販促にも効果が見られ、クライアントからは「認知拡大」と「販促」の2つを目的としたいとの要望が出されました。 要望を受け入れた私は、2つの目的を達成するために色々調整するも「認知拡大」に力

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        マガジン

        • やっちまったぜ...私のマーケティング失敗談
          9本
        • 自分でできる!ウェブ担当者のためのサイト改善
          6本
        • マーケティングをかたらふ夜話(ヨバナシ)
          15本

        記事

          #5 業界の常識にとらわれすぎてやっちまった話

          これは自社の野球グローブ修理事業を立ち上げた当初のおはなし。 多くの方はご存じないかもしれませんが、野球グローブの修理は、実はアパレルや靴などの修理と同様に、修理する部位ごとに修理単価が決まっており、それらの合算で料金を算出するのが当たり前とされている世界なのです。 ネットで野球グローブの修理の受付を始めた当初も、業界慣習に従って部位ごとに修理の受付を実現しましたが、お客様から支持をいただくことができず、店舗での注文は一定数あるものの、ネットでの注文数は伸び悩み。。。

          #5 業界の常識にとらわれすぎてやっちまった話

          #4 施策の初期コストを惜しんでやっちまった話

          これはあるサービス提供企業のウェブマーケティングを行った時のおはなし。 その会社は、すでにウェブサイトをお持ちでしたが、新たにデジタル広告の施策を行いたいとのことでサポートさせていただきました。ただし、デジタル広告の費用は確保できているものの、そこから誘導するランディングページ(LP)は既存のものを使いたいとのご要望でした。 対象のページはデザインこそ整っているものの、外部からの流入に対して導線の設計があまりされておらず、私自身、このLPのままだと効果を出しづらいと直感で

          #4 施策の初期コストを惜しんでやっちまった話

          #3 メーカーさんの想いを鵜呑みにしすぎてやっちまった話

          これは大手ECサイトで自動車の用品の販促支援をしていた時のおはなし。 ある大手メーカーさんのカーナビの新商品(既存モデルではなく、当時のまったく新しいラインアップ)が発売されることになり、スタートダッシュのための販促を行うことになりました。 私はカーナビの知識が深いわけではなかったので、メーカー担当者に新商品の特長について確認すると「大画面」がウリとのことでした。用意されていたメーカーサイトも同様の訴求内容でしたので、「大画面」を訴求したプロモーションを行いましたが、顧客

          #3 メーカーさんの想いを鵜呑みにしすぎてやっちまった話

          #2 おもてなしを履き違えてやっちまった話

          これはウチの会社で運営している野球グローブ再生事業で、野球グローブのネット販売を始めたときのおはなし。 当時の事業担当者がグローブ販売時に他社との差別化のため「型付け」と呼ばれるグローブを柔らかくして、購入時から捕球しやすくする加工を無料サービスすることを提案し、それを前提に私の方でプラットフォームを構築しました。具体的には、ご注文ごとにメールで捕球の仕方(手の使い方によって人それぞれボールの取り方が異なるのです)を確認するというオペレーションを行うことにしました。 しか

          #2 おもてなしを履き違えてやっちまった話

          #1 やり方に拘りすぎてやっちまった話

          これは私がまだマーケティングをやり始めたばかりのころのおはなし。 当時在籍した会社のあるサービスのウェブマーケティングを任され、よくあるウェブマーケティングの入門書に書かれているような内容を忠実に順序だてて行ってみました。 具体的には、ビッグワードを見つけて、ウェブ広告をやって、SEO対策を行って。。。というような感じです。 結果は、売上はやや向上したものの、投入した費用やリソースに見合うものではありませんでした。しかも、個々の施策の目的もあいまいで、それぞれの効果分析

          #1 やり方に拘りすぎてやっちまった話

          やっちまったぜ...私のマーケティング失敗談

          マーケティングに長く携わっているとウェブもリアルも成功への定石は少ないことに気づきます(少なくとも私はあまり見つけられていません)。 なぜならば、ひとつひとつの案件で背景や目的が異なっているケースが多く、成功事例をそのまま転用するのは難しいからです。 一方で何度か失敗を経験し、それを冷静に振り返ることができれば同じ失敗の轍を避けることができ、成功に近づけることはできます。 この記事では、そんな私の失敗談を紹介したいと思います。 #1:やり方にこだわりすぎてやっちまった

          やっちまったぜ...私のマーケティング失敗談

          その5. クリック率が大きく変化!リンクボタンの改善

          ※この記事は「ウェブ担当者のためのサイト改善」のコンテンツです。よろしければマガジンの方もご覧ください。 「その4. SEO対策にも影響する!リンクのテキストの改善」でもお伝えしましたが、一般的にリンクテキストの内容や色はクリック率に大きく影響します。 ボタン形式のリンクでも同様にデザインや形状などでクリック率は変化してきます。ここでは、そのようなボタン形式のリンクデザインでクリック率改善やSEO対策につながるポイントを説明します。 アクセシビリティに対応していないデザ

          その5. クリック率が大きく変化!リンクボタンの改善

          その4. SEO対策にも影響する!リンクのテキストの改善

          ※この記事は「ウェブ担当者のためのサイト改善」のコンテンツです。よろしければマガジンの方もご覧ください。 ウェブサイトが他のメディアと異なる要素のひとつとしてリンクを設定できることが挙げられます。 リンクの設定は、普段のサイト運用でも頻繁に行い、画像やボタンなど様々な形態がありますが、ここでは最も使用頻度が高く、設定もカンタンなテキスト形態でのリンクについて、クリック率の改善やSEO対策につながるポイントを説明します。 テキストリンクの色々な形 テキストリンクは、CS

          その4. SEO対策にも影響する!リンクのテキストの改善

          自分でできる!ウェブ担当者のためのサイト改善

          「ウェブサイトの改善は自分たちでもできますか?」 これは、私が様々な企業のウェブを活用したマーケティングをお手伝いさせていただく中で、多くの現場の担当者の方から質問いただく内容です。 個別の大きな問題に対しては、それぞれに分析して適切な対処方法を考える必要があるので一朝一夕では難しい部分が多いですが、ウェブサイトの基本的なポテンシャルを高めることはちょっとした改善活動を行うことで対応できる部分があります。 このマガジンでは、そのようなウェブ担当者が自分でできるウェブサイト

          自分でできる!ウェブ担当者のためのサイト改善

          その3. アクセシビリティの改善に!画像の代替テキストの追加

          ※この記事は「ウェブ担当者のためのサイト改善」のコンテンツです。よろしければマガジンの方もご覧ください。 ウェブサイトに画像を表示させるタグには「ALTテキスト」が設定できます。実は古くからSEO対策でも活用されていましたし、Googleも公式にその必要性を認めていますが、制作会社でも重要度が認識していない担当者が多く、設定されていない状態で納品されたり、そもそも制作時に確認をされていないといったことも頻繁に伺います。 ALTテキストを追加したり、修正することは担当者自身

          その3. アクセシビリティの改善に!画像の代替テキストの追加

          その2. SEO効果もアップ!画像ファイルの最適化

          ※この記事は「自分でできる!ウェブ担当者のためのサイト改善」のコンテンツです。よろしければマガジンの方もご覧ください。 ウェブサイトは、黎明期から画像ファイルを掲載することができる媒体でした。当時は通信環境が整っていないこともあり数多くの画像や大きな画像を掲載する機会は多くありませんでしたが、近年は通信環境も改善され、より長いページもあまり気にならないスマホでのウェブサイト閲覧が一般的になったことで、多くのウェブサイトでは画像を掲載する機会が大幅に増加してきています。 そ

          その2. SEO効果もアップ!画像ファイルの最適化

          その1. 基本的なHTMLタグを理解

          ※この記事は「自分でできる!ウェブ担当者のためのサイト改善」のコンテンツです。よろしければマガジンの方もご覧ください。 ウェブサイト改善にはHTMLの知識が不可欠です。本格的に難しい内容まで理解するには時間がかかりますが、ここではウェブサイト担当者が改善活動を行うにあたって、最低限理解しておいた方がよいHTMLタグをご紹介します。 <title> ページタイトルを指定するタグです。<title>の情報は検索エンジンでの検索結果(検索エンジン側で一部加工されて表示される場