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【せいかつの知恵】深夜2時にギターを担いで

チャリに乗り仲間と走った深夜2時。
寒空の下、車も走っていない河沿いの一本道。
笑い合いながら夢を見たあの日ーー

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おはようございます!
今日は朝から雨が降っていたせいで
急激に寒さが戻って来てビックリしちゃいました。
慌ててエアコンを入れたんですが、
みなさんも体調崩さないよう気をつけてくださいね。

今日は青春時代のある遊びについてのお話です。



◆大学生時代の思い出

大学時代は軽音サークルに入っていまして
全然上手くは無かったんですが、ギターボーカルを担当していたんです。
学生時代のほとんどはコピーパンドの練習に励む毎日だったわけなんですが、
定期的に学内ライブがあったんですよ。

その時期になると、校内の練習室は争奪戦!
もちろん無料で使えますし授業の間に行けるので大人気。全然予約が取れません。

となると、付近の練習スタジオを押さえるしかなるなるんですが
これが高いんですよ!利用料金。

2時間スタジオ入って
4,5人で割っても1人2000円ぐらいするんですね。貧乏学生ですから結構しんどいです。

なんですが、そこのスタジオ
我ら貧乏学生に嬉しい制度“深夜割引”がありまして深夜12時以降に入ると少し安くなるんですよね。これはお得です。

なので、深夜に仲間たちと重たいギターを背中に背負い
寒空の下40分掛けてチャリでスタジオに通っていました。

◆ところが帰り道がめちゃくちゃ寒い

練習が終わると深夜2時、3時くらいで
通りに人や車がいないのはもちろん
冬になると氷点下にもなって、とにかく寒いんですよ。

手はかじかむし、耳は痛くなる。
大学生はお金が無いですからね。風を防いでくれるはずのアウターはもちろんペラッペラです。

そんな中、仲間たちとチャリを漕いでいたある日の帰り道
“あったかいものしりとり”
という遊びを思いつきました。

ルールは簡単です。
あったかいもの縛りでしりとりを続けるだけ!

これが意外と盛り上がるんですよ。笑
湯たんぽ → ポトフ → 風呂
みたいな要領で進めていきます。

ちなみに物だけでなく場所も可なので
湯たんぽ → ポトフ → フロリダ
もOKです。

するとだんだんルールが多様化して来て
湯たんぽ → ポトフ → 不良漫画の主人公
と、あったかいというよりは熱いものならなんでもOKになりました。

湯たんぽ → ポトフ → ふいに見せる君の笑顔
と、最終的に恋愛ポエム選手権になったこともありました。

もう基準がめちゃくちゃなんですが、
「くっそ〜!負けたー!」とか
「もっと良い答え思い付いたわ!」
とか言い合ながら、青春を駆け抜けたあの頃。

すっかり大人になってしまった今
くだらないことこそ1番楽しくて忘れられない時間だったんだということを改めて思い返した今日この頃です。

早く、偉い科学者たちがタイムマシンを開発してくれないかな。
必ずあの日のギターを持って行くから。

今日は学生時代のくだらない遊びと
青春の思い出についてのお話でした。

ではまた明日お会いしましょう!

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