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出世はコスパが悪い①

こんにちは。経済的自由を目指すサラリーマンです

経済的自由達成の観点から見た会社での出世について、私の考えを述べたいと思います

異なる考えで仕事に励む方が大勢いると思います。気分を悪くされたら途中で読むのをやめてください


今から10年以上前の20代の若手社員の頃、職場には所謂”働かないオジサン達”が結構いました。

担当するプロジェクトを抱えるわけでもなく、デスクに座っては仕事と関係ないようなネットなどを見たり、ミーティングでは経験を元にした指摘をしたり(もしくは全くミーティングではしゃべらない)

はっきり言ってこの人達いらないなと思っていました。

若かった自分は、”働かないオジサンには絶対にならない。だってダサいし、能力が無いから仕事できないんでしょ。自分は勉強して仕事して上に行いって実力を付けて収入を上げてやる。こんなおやじ達とは目指しているものが違う。”と思っていました

しかし、会社に勤めて15年以上経ったけど、給料はそんなに上がってないし、確かに勉強もしたし仕事でも成果を出してきた。残業は当たり前で休日出勤や超長期の海外出張など自分の時間を使ってきた


でも、今でもその働かないおやじ達(もうすぐ定年退職)の給料より低いしまた、近い世代のでたいして成果を残していない人々と給料はほとんど変わらない。

何のための努力だったんだ?

日本の会社の仕組みを勉強すると、結局サラリーマンは頑張っても、さぼっている人とほとんど給料は変わらない、更にはさぼっている人の給料までも自分が稼いでいる

福利厚生や助合いの制度を会社では採用しているし、そもそも利益の従業員への還元割合が低い(というか増強する気がない)

自分も何かの切っ掛けでお世話になるかもしれない休職制度や、出産休暇などは大事な制度だけど、休む理由がない働く人間からしたらその人たちの給料を稼いでいる。助け合いは大事だけど。

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給料を上げるためには昇級や出世が必要だけど、日本の多くの企業では数万円の月給UPで年収でも良くて+100万UP程度

これを聞くと結構増えるからいいじゃないか、と指摘される人がいるかもしれませんが、私は全く満足できませんでした

満足できないのは増える金額の値ではなく、調べて分かったのですが、これから昇級、出世するであろう各ポジションにおける昇級額の少なさと、そこまでの出世率の低さに絶望しました

ある程度成功とみられる部長職になっても、節約して貯蓄しても経済的自由(資産数億円)に達するのは難しい(これは平均的な日本の会社を基準としています。勿論外資や給料が高い会社・業種は別です)

部長は1000万円程度の年収でそこまでの出世率は同期の中で数%程度(下記に参照ページ)

https://heikinnenshu.jp/tokushu/bucho.html


更に残念なお知らせです(泣)

年収では大台の1000万円ですが、肝心の手取り額を見ないといけません

800万円(課長や平社員の上のクラス)の人と1000万円部長では手取りでは125万円程度の差にしかなりません(参考下記URL)


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何十年も努力して、自分の時間を捧げて、自分のやりたいことを犠牲にしてそれだけの差?

部長になれば地位を得られるからいいじゃないか!!という方もいると思いますが、部長になっても更に上司(役員など)がいて、平社員の時よりも更に高度な目標を要求され、その達成のために更に自分の時間を使って部署を管理していく必要がある

更に言うと、サラリーマンで上り詰めて社長になっても株主から経営内容について監視、指摘される。最悪クビにされる


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身を粉にして出世を目指して働き、競争により確率の低い出世率と出世しても周りとの差を付けられない年収が出世の正体であることが、自分で勉強、調べてたどり着いた結論です


長くなりましたので、今日はこのあたりで留めます

第2編に更に深い話をしたいと思います(下記Link)


読んでくださってありがとうございました

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